上毛電気鉄道粕川橋梁とは
上毛電気鉄道粕川橋梁は、群馬県前橋市粕川町の粕川に架かる昭和3年(1928年)の開業時に架けられた鋼製の鉄道橋で、平成21年(2009年)4月28日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「じょうもうでんきてつどうかすかわきょうりょう」。前橋市東部を南北に流れる粕川に架かる(文化庁)。
文化庁の記録では、鋼製4連桁橋、橋長42メートル、橋台及び橋脚付き。登録番号は10-0269で、所有者は上毛電気鉄道株式会社。上毛電気鉄道は昭和3年(1928年)に中央前橋・西桐生間で開業した私鉄である(上毛電気鉄道)。
登録有形文化財としての価値
上毛電気鉄道粕川橋梁は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説は、地域の交通を支えた近代の橋梁と評価している。
見どころ
粕川橋梁は単線仕様の上路式の鋼製4連桁橋で、桁には30フィートのプレートガーダーを用いる(文化庁)。上毛電気鉄道によれば、長さ42.1メートル、幅2.1メートルで、枕木は95丁ある。
橋脚と橋台は、昭和22年(1947年)のカスリーン台風の後に鉄筋コンクリート造で改修された(文化庁)。上毛電気鉄道によれば、台風で損傷した橋脚は六角形から円形に造り替えられ、橋台はコンクリートで補強されたが、橋桁は損傷が少なく開業当初のものをそのまま使っている。
見学について
上毛電気鉄道粕川橋梁は現役の鉄道橋で、列車が走る線路上には立ち入れない。外観は周辺の道路や河川敷から見ることができる。所在地は群馬県前橋市粕川町女渕~西田面。
Q&A
- 上毛電気鉄道粕川橋梁はいつ架けられましたか?
- 昭和3年(1928年)の開業時です(文化庁、上毛電気鉄道)。
- 粕川橋梁の規模は?
- 橋長42メートル(上毛電気鉄道は42.1メートル)の鋼製4連桁橋です(文化庁)。
- 粕川橋梁の橋脚が円形なのはなぜですか?
- 昭和22年のカスリーン台風で損傷し、六角形から円形に造り替えられたためです(上毛電気鉄道)。
- 上毛電気鉄道粕川橋梁が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 平成21年(2009年)4月28日です。
- 上毛電気鉄道粕川橋梁は見学できますか?
- 現役の鉄道橋で、外観は周辺の道路や河川敷から見ることができます。
基本情報
| 名称 | 上毛電気鉄道粕川橋梁(じょうもうでんきてつどうかすかわきょうりょう) |
|---|---|
| 所在地 | 群馬県前橋市粕川町女渕~西田面 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成21年(2009年)4月28日登録 |
| 員数 | 1基 |
| 寸法 | 鋼製4連桁橋、橋長42メートル、橋台及び橋脚付き |
| 所有者 | 上毛電気鉄道株式会社 |
| 公開状況 | 現役の鉄道橋(外から見学) |
参考文献
- 上毛電気鉄道粕川橋梁(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00007609
- 国登録有形文化財(上毛電気鉄道)
- https://jomorailway.com/assets.html
最終更新日: 2026.10.08