粟津演舞場とは
粟津演舞場は、石川県小松市の粟津温泉街の中心にある昭和8年(1933年)頃の劇場建築で、平成28年(2016年)11月29日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「あわづえんぶじょう」。
文化庁の記録では、木造2階建、瓦葺で、建築面積319平方メートル。昭和18年(1943年)頃と平成26年(2014年)に改修されている。登録番号は17-0261である。
温泉街の大会の会場として建設
粟津演舞場は、昭和8年(1933年)に粟津温泉で開かれた全国旅館組合総会の会場として建てられた劇場である(文化庁)。小松市によれば、施主は粟津温泉振興会、設計は小松出身の建築技師・安井禎夫。
小松市によれば、演舞場として使われたのは昭和18年(1943年)までのわずか10年間で、戦時中は軍需工場に転用され、その後は宿泊や従業員の宿舎、倉庫に使われた。平成19年(2007年)から有志による調査と復元工事が行われ、平成26年(2014年)4月に「こけら落とし公演」を開いて、再び演舞場として活用されている。
登録有形文化財としての価値
文化庁は、当時の温泉街の賑わいを示すものとしている。小松市は、伝統的な芝居小屋のたたずまいをよく残す劇場建築と紹介している。
見どころ
正面に入母屋造の大屋根の妻面と、左右に突き出した部分の切妻破風を並べ、中央に起り屋根の玄関を付けた装飾的な正面が見どころである(文化庁)。
小松市によれば、軍需工場への転用などで内装は大きく改造されたが、芝居小屋を特徴づける外観はよく残っている。
見学について
粟津演舞場は公演や催しの会場として使われている(小松市)。内部を見学できる日時については、催しの案内を確かめたい。
Q&A
- 粟津演舞場はいつ建てられましたか?
- 昭和8年(1933年)頃です(文化庁)。
- 粟津演舞場はどこにありますか?
- 石川県小松市の粟津温泉街の中心部にあります(文化庁)。
- 粟津演舞場の見どころは?
- 入母屋造の大屋根と左右の切妻破風、起り屋根の玄関を並べた正面です(文化庁)。
- 粟津演舞場は見学できますか?
- 公演や催しの会場として使われています(小松市)。
- 粟津演舞場が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 平成28年(2016年)11月29日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 粟津演舞場(あわづえんぶじょう) |
|---|---|
| 所在地 | 石川県小松市井口町ヘ10-1他 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成28年(2016年)11月29日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造2階建、瓦葺、建築面積319㎡ |
| 所有者 | 一般社団法人粟津演舞場 |
| 公開状況 | 公演・催しの会場として使用 |
参考文献
- 粟津演舞場(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00011284
- 粟津演舞場(小松市の文化財)
- https://www.city.komatsu.lg.jp/material/files/group/13/04787582.pdf
最終更新日: 2026.10.15