旧鯵坂医院とは:変化に富む屋根をもつ加世田麓の洋風医院

旧鯵坂医院(きゅうあじさかいいん)は、鹿児島県南さつま市加世田武田にある昭和前期の木造平屋建ての医院建築で、平成21年(2009年)8月7日に登録有形文化財に登録された。

文化庁の記録では、屋根は瓦葺、建築面積は160平方メートルで、登録基準は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」である。

日本遺産ポータル(鹿児島県教育庁文化財課)によると、加世田麓に昭和前期に鯵坂茂彦が建てた医院である。

旧鯵坂医院の構造

文化庁の解説によると、旧道の西側の敷地中央に位置する。東西棟の切妻造の主棟に、東と西に落棟、北に寄棟造、南に下屋を付け、変化に富む屋根を構成する。

外壁は下見板張りで、軒には軒持送りを付ける。

旧鯵坂医院の見どころ

文化庁は、用水路や石垣が残る地域に建つ洋風の医院建築としている。日本遺産ポータルによると、石垣は当時のものが残っている。

加世田麓の武家屋敷の町並みの中に、昭和の洋風医院が溶け込んでいる点が見どころである。旧鯵坂医院は、日本遺産「薩摩の武士が生きた町」の構成文化財になっている。

旧鯵坂医院の見学方法

見学の条件についての公的な案内は確認できなかった。外観は旧道から見ることができる。

問い合わせは南さつま市教育委員会へ。

Q&A

Q旧鯵坂医院はいつ建てられたのですか?
A昭和前期の建物です。
Q旧鯵坂医院を建てたのは誰ですか?
A日本遺産ポータルによると、鯵坂茂彦です。
Q旧鯵坂医院の屋根の特徴は?
A切妻造の主棟に落棟や寄棟造、下屋を組み合わせた変化に富む構成です。
Q旧鯵坂医院の読み方は?
A「きゅうあじさかいいん」と読みます。
Q旧鯵坂医院はどこにありますか?
A鹿児島県南さつま市加世田武田、加世田麓の旧道沿いにあります。

基本情報

名称旧鯵坂医院(きゅうあじさかいいん)
所在地鹿児島県南さつま市加世田武田18278
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成21年(2009年)8月7日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、瓦葺、建築面積160平方メートル
所有者文化庁の記録に記載なし
公開状況外観を旧道から見学

参考文献

文化庁 国指定文化財等データベース「旧鯵坂医院」
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/101/00007819
文化遺産オンライン「旧鯵坂医院」
https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/192540
文化庁 日本遺産ポータル「旧鰺坂医院」
https://japan-heritage.bunka.go.jp/ja/culturalproperties/result/4678/

最終更新日: 2026.09.28