南日本銀行本店とは:3層通しのコリント式列柱をもつ銀行本店
南日本銀行本店(みなみにほんぎんこうほんてん)は、鹿児島県鹿児島市山下町にある昭和12年(1937年)完成の鉄筋コンクリート造の銀行建築で、平成10年(1998年)12月11日に登録有形文化財に登録された。
文化庁の記録では、鉄筋コンクリート造6階建て、建築面積1333平方メートルで、所有者は株式会社南日本銀行である。登録基準は「造形の規範となっているもの」である。
文化庁によると、鹿児島無尽株式会社の鹿児島支店として建設された。設計は元鹿児島県技師の三上昇である。
南日本銀行本店の構造
文化庁の解説によると、3階分を通したコリント式の列柱による主階層と、アーチ窓を重ねたアチック層、曲面で構成した塔屋との対比に妙味がある。
南日本銀行によると、1階から3階はルネサンス様式とゼツェッション様式の混合様式である。もとは4階建て(一部6階建て)で、昭和42年(1967年)の増築の際に地盤改良などを施し、地下1階地上8階に建て増した。
南日本銀行本店の見どころ
文化庁は、三面が道路に面することで格好のランドマークになっているとしている。南日本銀行によると、鹿児島県に現存する様式建築の中では最も初期のもので、当時の姿をよく留めている。
3階まで突き抜ける巨大なコリント式の列柱が正面の見どころである。南日本銀行は令和5年(2023年)12月から夜間の通年ライトアップを行っており、毎日午後6時から10時まで、季節ごとに色を変えて建物を照らしている。
南日本銀行本店の見学方法
南日本銀行本店は現役の銀行の本店で、外観は通りから見ることができる。銀行の営業時間内は店舗として利用できる。
夜間のライトアップは、南日本銀行によると毎日午後6時から10時まで行われている。
Q&A
- 南日本銀行本店はいつ建てられたのですか?
- 南日本銀行によると、昭和12年(1937年)5月に竣工しました。
- 南日本銀行本店を設計したのは誰ですか?
- 元鹿児島県技師の三上昇です。
- 南日本銀行本店の外観の特徴は?
- 3階分を通したコリント式の列柱、アーチ窓を重ねたアチック層、曲面構成の塔屋の組み合わせです。
- 南日本銀行本店はもとは何の建物でしたか?
- 鹿児島無尽株式会社の鹿児島支店として建設されました。
- 南日本銀行本店のライトアップの時間は?
- 毎日午後6時から10時までです。
基本情報
| 名称 | 南日本銀行本店(みなみにほんぎんこうほんてん) |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県鹿児島市山下町1-1 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成10年(1998年)12月11日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 鉄筋コンクリート造6階建、建築面積1333平方メートル |
| 所有者 | 株式会社南日本銀行 |
| 公開状況 | 外観を通りから見学。夜間ライトアップあり |
参考文献
- 文化庁 国指定文化財等データベース「南日本銀行本店」
- https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/101/00001027
- 文化遺産オンライン「南日本銀行本店」
- https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/114107
- 南日本銀行「登録有形文化財」
- https://nangin.jp/about/nangin/cultural_property.html
最終更新日: 2026.09.28