富士屋ホテルとは

富士屋ホテルは、神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下にあるホテルで、明治17年(1884年)のアイリーから昭和11年(1936年)の花御殿までの7棟が、平成9年(1997年)12月12日に国の登録有形文化財に登録されている(文化庁)。7棟とも富士屋ホテル株式会社の所有である。

富士屋ホテル花御殿
富士屋ホテル花御殿NHotelman / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons

富士屋ホテルによれば、ホテルは明治11年(1878年)7月15日に創業し、大規模な改修を経て2020年7月15日にリニューアルオープンした。

7棟の構成

明治24年(1891年)の本館は、外国人の宿泊を意識して洋風を基調に和風を加え、唐破風の玄関ポーチと左右の八角の突出部をもつ。明治39年(1906年)の1号館(カムフィ・ロッジ)と2号館(レストフル・カテジ)は同じ規模・意匠の客室棟で、創業まもない明治17年のアイリーは昭和10年(1935年)に現在地に移された(文化庁)。

昭和5年(1930年)の食堂は二重の塔屋「昇天閣」と書院風の室内をもち、昭和11年の花御殿は経営者の山口正造が設計した和風の鉄筋コンクリート造の客室棟である。明治28年(1895年)の菊華荘は、内親王のために宮内省内匠寮が設計した御用邸を別館としたもの(文化庁)。各棟の構造は、それぞれのページで扱っている。

利用について

7棟はホテルとして使われている。富士屋ホテルの2025年の案内では、本館・西洋館・花御殿の客室や、「旧御用邸 菊華荘」での食事が紹介されている。

参考文献

富士屋ホテル本館(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00000394
富士屋ホテル1号館(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00000395
富士屋ホテル2号館(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00000396
富士屋ホテルアイリー(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00000397
富士屋ホテル花御殿(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00000398
富士屋ホテル食堂(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00000399
富士屋ホテル菊華荘(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00000400
富士屋ホテル プレスリリース(2025年6月26日)
https://www.fujiyahotel.co.jp/press/bi59lf00000023qw-att/om09h10000000uig.pdf

最終更新日: 2026.10.24

基本情報

名称富士屋ホテル
所在地神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下
所有者富士屋ホテル株式会社
指定登録有形文化財 7件
座標35.24407, 139.05918