定福寺庫裏とは

定福寺庫裏は、高知県長岡郡大豊町粟生の定福寺で本堂より一段低い位置に南面して建つ、江戸時代末期の木造平屋建の庫裏で、明治18年(1885年)に移築され、平成25年(2013年)6月21日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「じょうふくじくり」(文化庁)。

文化庁の記録では、木造平屋建、銅板葺、建築面積241平方メートルで、登録番号は39-0276である。

豊永郷の古刹・定福寺

大豊町観光開発協会によれば、定福寺は724年に名僧行基が開山したと伝える真言宗の古刹で、本尊の阿弥陀如来坐像をはじめ、日本唯一といわれる6体の笑い地蔵、四国最古の聖徳太子像など多くの文化財を伝える。大豊町によれば、寺域は山里の静寂に包まれ、境内には万葉植物園と大賀蓮の咲く蓮池がある。

定福寺の本堂と庫裏の2件は、平成25年(2013年)6月21日に国の登録有形文化財となった。文化庁の記録では、所有者は宗教法人定福寺である。

登録有形文化財としての価値

定福寺庫裏は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説は、東側の旧土間に大黒柱を残すなど、当地の大型民家の名残を伝えるとしている。

見どころ

文化庁によれば、定福寺庫裏は入母屋造銅板葺で、背面に持仏堂を張り出す。主体部は前後2列に10室を並べ、西寄りに入母屋造の玄関、西端の列に床を備えた表間を配し、南西面に縁をめぐらす。

定福寺庫裏の東側の旧土間には大黒柱が残り、山間の大きな民家のつくりを今に伝えている(文化庁)。

見学について

定福寺庫裏は定福寺の境内にある。所在地は大豊町粟生で、大豊インターチェンジから車で約25分(大豊町観光開発協会)。拝観や写経・写仏などの案内は定福寺の公式サイトにある。定福寺の登録有形文化財2件はグループページ「定福寺(大豊町)」にまとめている。

Q&A

Q定福寺庫裏はいつ建てられましたか?
A江戸時代末期で、明治18年(1885年)に移築されました(文化庁)。
Qどんな間取りですか?
A前後2列に10室を並べ、西寄りに玄関、西端に床を備えた表間を配します(文化庁)。
Q民家の名残とは?
A東側の旧土間に大黒柱が残っています(文化庁)。
Qどこに建っていますか?
A本堂より一段低い位置に南面して建っています(文化庁)。
Q定福寺庫裏が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成25年(2013年)6月21日です。

基本情報

名称定福寺庫裏(じょうふくじくり)
所在地高知県長岡郡大豊町粟生字寺ノナル158-3
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成25年(2013年)6月21日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、銅板葺、建築面積241平方メートル
所有者宗教法人定福寺
公開状況境内で見学可(拝観は寺の案内による)

参考文献

定福寺庫裏(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00009678
定福寺本堂(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00009677
定福寺・定福寺宝物殿(大豊町観光開発協会)
https://otoyo-kankou.com/spot/culture/jyofukuji/
定福寺(大豊町)
https://www.town.otoyo.kochi.jp/life/detail.php?hdnKey=419
定福寺(公式サイト)
https://jofukuji-kochi.jp/

最終更新日: 2026.10.12