公衆温泉新温泉とは

公衆温泉新温泉は、熊本県人吉市紺屋町にある昭和6年(1931年)ごろの人吉の温泉街の典型的な公衆浴場で、令和5年(2023年)2月27日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「こうしゅうおんせんしんおんせん」。

文化庁の記録では、木造平屋建、鉄板葺で、建築面積は192平方メートル。登録番号は43-0200である。

番台と田の字形の平面

公衆温泉新温泉は、人吉の温泉街にある昭和6年(1931年)ごろの公衆浴場である(文化庁)。入母屋造・妻入の平屋建で、正面に庇を付けて男女別の入口を開け、内部に番台を置く。

脱衣室と浴場を田の字形の平面とし、ガラス戸を多用する。小屋組はトラスで、ヴォールト形の湯気抜きを設ける(文化庁)。文化庁は、この地に大正から昭和にかけて建ち並んだ公衆温泉浴場の典型としている。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、この浴場を「造形の規範となっているもの」に登録した。

見どころ

番台と田の字形の脱衣室・浴場、トラスの小屋組とヴォールト形の湯気抜きが見どころである(文化庁)。

見学について

所有者は文化庁の記録に記載がない。熊本日日新聞(令和5年4月)によれば、令和2年(2020年)7月の熊本豪雨で被災したが、解体を免れた。現在の営業について公的な案内は確認できなかった。

Q&A

Q新温泉はいつ建てられましたか?
A昭和6年(1931年)ごろです(文化庁)。
Q入口は?
A正面に庇を付けて男女別に開けます(文化庁)。
Q天井の特徴は?
Aトラスの小屋組にヴォールト形の湯気抜きを設けます(文化庁)。
Qどんな意味がありますか?
A人吉に建ち並んだ公衆温泉浴場の典型です(文化庁)。
Q公衆温泉新温泉が登録有形文化財になったのはいつですか?
A令和5年(2023年)2月27日です(文化庁)。

基本情報

名称公衆温泉新温泉(こうしゅうおんせんしんおんせん)
所在地熊本県人吉市紺屋町80-10
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年令和5年(2023年)2月27日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、鉄板葺、建築面積192㎡
所有者不明(文化庁データベースに記載なし)
公開状況公開の公的な案内なし

参考文献

公衆温泉新温泉(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00014552
人吉市「新温泉」など国有形文化財3件に登録証(熊本日日新聞、令和5年4月)
https://kumanichi.com/articles/1017535

最終更新日: 2026.10.28