通潤酒造店舗及び主屋とは

通潤酒造店舗及び主屋は、熊本県上益城郡山都町浜町にある明治時代前期の酒造業の町家で、令和3年(2021年)10月14日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「つうじゅんしゅぞうてんぽおよびおもや」。

文化庁の記録では、土蔵造2階建、瓦葺で、建築面積327平方メートル。昭和10年代(1935〜1944年)、昭和30年代後半(1960年代前半)、平成30年(2018年)に改修されている。登録番号は43-0185である。

日向往還の宿場の町家

通潤酒造店舗及び主屋は、日向往還の浜町宿の通りに面する町家である(文化庁)。寄棟造の店舗の背後に棟を直交させて主屋をつなぎ、正面に妻を見せる。下屋の中央を切り上げて戸口とし、2階には虫籠窓を開ける。

内部は中央に通路を通し、東側を店舗など、西側を事務所とその奥の主屋の居室とする(文化庁)。熊本日日新聞によれば、2025年12月にも新酒の完成を知らせる杉玉を屋根に飾っており、今も酒造りが続いている。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、宿場で最大規模の町家として、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に登録した。

見どころ

正面に見せる主屋の妻と、下屋の中央を切り上げた戸口、2階の虫籠窓が見どころである(文化庁)。

見学について

酒造業の店舗と住まいである。店舗の営業や見学について、公的な案内は確認できなかった。

Q&A

Q通潤酒造店舗及び主屋はいつ建てられましたか?
A明治時代前期です(文化庁)。
Q建物の構成は?
A寄棟造の店舗の背後に主屋を直交させてつなぎ、正面に妻を見せます(文化庁)。
Qなぜ登録されたのですか?
A日向往還の浜町宿で最大規模の町家だからです(文化庁)。
Q今も酒造りをしていますか?
Aはい、2025年12月にも新酒の杉玉を飾りました(熊本日日新聞)。
Q通潤酒造店舗及び主屋が登録有形文化財になったのはいつですか?
A令和3年(2021年)10月14日です(文化庁)。

基本情報

名称通潤酒造店舗及び主屋(つうじゅんしゅぞうてんぽおよびおもや)
所在地熊本県上益城郡山都町浜町字新町54-1他
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年令和3年(2021年)10月14日登録
員数1棟
寸法土蔵造2階建、瓦葺、建築面積327㎡
所有者不明(文化庁データベースに記載なし)
公開状況店舗(営業の公的な案内なし)

参考文献

通潤酒造店舗及び主屋(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00014125
通潤酒造で新酒の杉玉(熊本日日新聞、2025年12月12日)
https://kumanichi.com/articles/1935866

最終更新日: 2026.10.21