菩薩処胎経とは:西魏の大統16年の奥書をもつ、世界最古の伝世写経といわれる経

菩薩処胎経(ぼさつしょたいきょう)は、京都府京都市東山区林下町の知恩院が所有する『菩薩処胎経』5帖で、昭和27年(1952年)3月29日に国宝に指定された。

文化庁の記録では、員数は5帖、所有者は知恩院である。

知恩院によると、紙本墨書で、第2帖から第4帖に中国の西魏の大統16年(550年)の奥書がある。

菩薩処胎経の内容

知恩院によると、この経典は釈迦の入涅槃の前後を題材とし、母胎の中で10か月間説法をするという内容である。

5帖のうち、第1帖は平安時代後期、第5帖は奈良時代の書写で、第2帖から第4帖に西魏の大統16年(550年)の奥書がある。

菩薩処胎経の見どころ

知恩院によると、知恩院が所蔵する古写経の中でも特に著名で、世界最古の伝世写経といわれている。

中国の6世紀の写本に、日本の奈良時代と平安時代の写本が組み合わさって伝わっている。

菩薩処胎経の見学方法

経は知恩院が所有しており、常時公開されているわけではない。公開の予定は知恩院の案内で確かめたい。

Q&A

Q菩薩処胎経はいつ国宝に指定されましたか?
A昭和27年(1952年)3月29日に国宝に指定されました。
Q菩薩処胎経とはどんな経典ですか?
A釈迦の入涅槃の前後を題材とし、母胎の中で10か月間説法をするという経典です。
Q菩薩処胎経の奥書は?
A第2帖から第4帖に、西魏の大統16年(550年)の奥書があります。
Q菩薩処胎経の各帖の書写時期は?
A第1帖は平安時代後期、第5帖は奈良時代の書写です。
Q菩薩処胎経の評価は?
A知恩院によると、世界最古の伝世写経といわれています。

基本情報

名称菩薩処胎経(ぼさつしょたいきょう)
所在地京都府京都市東山区林下町(知恩院)
指定区分国宝(書跡・典籍)
指定年昭和27年(1952年)3月29日指定
員数5帖
寸法文化庁データベースに記載なし
所有者知恩院
公開状況常時公開ではない

参考文献

文化庁 国指定文化財等データベース「菩薩処胎経」
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/201/626
知恩院「寺宝」
https://www.chion-in.or.jp/highlight/treasure.php

最終更新日: 2026.09.30