木造虚空蔵菩薩立像とは:榧の一材から彫り出した平安前期の檀像
木造虚空蔵菩薩立像(もくぞうこくうぞうぼさつりゅうぞう)は、京都府京都市伏見区の醍醐寺が所有する平安時代前期の木彫の虚空蔵菩薩立像で、平成27年(2015年)9月4日に国宝に指定された。
文化庁の記録では、員数は1躯、所有者は醍醐寺である。
文化庁によると、醍醐寺山内の子院・菩提寺に虚空蔵菩薩として伝えられた像である。
木造虚空蔵菩薩立像の造形
文化庁によると、台座の蓮肉と天衣の垂れ下がる部分までを含めて、榧の一材から彫り出している。作風から9世紀前半の制作とみられる。
醍醐寺によると、重要文化財から国宝への格上げが、平成27年(2015年)3月13日に国の文化審議会から答申された。
木造虚空蔵菩薩立像の見どころ
文化庁は、複雑に交錯する衣文を深く克明に刻み出す彫技は見事で、平安前期の檀像の代表作の一つであるとしている。
一材から台座の一部や天衣まで彫り出す技と、深く刻まれた衣文に注目したい。
木造虚空蔵菩薩立像の見学方法
像は醍醐寺が所有しており、常時公開されているわけではない。公開の予定は醍醐寺の案内で確かめたい。
Q&A
- 醍醐寺の虚空蔵菩薩立像はいつ国宝に指定されましたか?
- 平成27年(2015年)9月4日に国宝に指定されました。
- 虚空蔵菩薩立像はいつ作られたのですか?
- 作風から9世紀前半の制作とみられます。
- 虚空蔵菩薩立像の材は何ですか?
- 台座の蓮肉や天衣まで含めて、榧の一材から彫り出しています。
- 虚空蔵菩薩立像はもとはどこに伝わっていたのですか?
- 醍醐寺山内の子院、菩提寺に伝えられていました。
- 虚空蔵菩薩立像の評価は?
- 平安前期の檀像の代表作の一つとされます。
基本情報
| 名称 | 木造虚空蔵菩薩立像(もくぞうこくうぞうぼさつりゅうぞう) |
|---|---|
| 所在地 | 京都府京都市伏見区(醍醐寺) |
| 指定区分 | 国宝(彫刻) |
| 指定年 | 平成27年(2015年)9月4日指定 |
| 員数 | 1躯 |
| 寸法 | 文化庁データベースに記載なし |
| 所有者 | 醍醐寺 |
| 公開状況 | 常時公開ではない |
参考文献
- 文化庁 国指定文化財等データベース「木造虚空蔵菩薩立像」(醍醐寺)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/201/3520
- 醍醐寺 文化財アーカイブス「木造虚空蔵菩薩立像」
- https://www.daigoji.or.jp/archives/cultural_assets/NS006/NS006.html
最終更新日: 2026.09.29