金銅蓮花文磬とは:全面に蓮唐草文を鋳出した、平安時代の華麗な磬

金銅蓮花文磬(こんどうれんげもんけい)は、京都府京都市左京区永観堂町の禅林寺(永観堂)が所有する平安時代の金銅の磬で、昭和28年(1953年)3月31日に国宝に指定された。

文化庁の記録では、員数は1面、肩間26.4センチメートル、弦27.8センチメートル、博10.3センチメートル、撞座の径6.7センチメートル、重さ1,593.7グラムで、明治40年(1907年)5月27日に当時の制度で指定されている。

文化庁の記録では、鋳銅製で、表裏を同じ文様として鍍金している。

金銅蓮花文磬の意匠

文化庁の記録によると、鋳銅製で、低く平たい横長の形をし、弧の曲線はやや特異な形を示す。総体に厚手のつくりで、全面に肉取りも自在に蓮唐草文を鋳出し、その間に魚子をまき、表裏を同じ文様として鍍金している。

撞座はやや小振りで、ことに子房は小さいが、肉取りがよい。鈕は蓮の蕾をかたどっている。

金銅蓮花文磬の見どころ

文化庁は、意匠、形姿とも優れており、鋳造の技や仕上げも美しく、平安時代の華麗な趣味を遺憾なく発揮しているとしている。

表裏に鋳出された蓮唐草と、蓮の蕾をかたどった鈕に注目したい。

金銅蓮花文磬の見学方法

磬は禅林寺が所有しており、常時公開されているわけではない。公開の予定は禅林寺の案内で確かめたい。

Q&A

Q金銅蓮花文磬はいつ国宝に指定されましたか?
A昭和28年(1953年)3月31日に国宝に指定されました。
Q金銅蓮花文磬の文様は?
A全面に蓮唐草文を鋳出し、間に魚子をまいて、表裏同じ文様で鍍金しています。
Q金銅蓮花文磬の大きさは?
A肩間26.4センチメートル、重さ1,593.7グラムです。
Q金銅蓮花文磬の鈕の形は?
A蓮の蕾をかたどっています。
Q金銅蓮花文磬の評価は?
A平安時代の華麗な趣味を遺憾なく発揮しているとされます。

基本情報

名称金銅蓮花文磬(こんどうれんげもんけい)
所在地京都府京都市左京区永観堂町48(禅林寺)
指定区分国宝(工芸品)
指定年昭和28年(1953年)3月31日指定(明治40年(1907年)5月27日旧制度指定)
員数1面
寸法肩間26.4センチメートル、弦27.8センチメートル、重さ1,593.7グラム
所有者禅林寺
公開状況常時公開ではない

参考文献

文化庁 国指定文化財等データベース「金銅蓮花文磬」
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/201/392
文化遺産オンライン「金銅蓮花文磬」
https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/125787

最終更新日: 2026.09.30