広隆寺とは:山城最古の寺院とされる太秦の古刹

広隆寺(こうりゅうじ)は、京都府京都市右京区太秦蜂岡町にある寺院で、鎌倉時代前期の桂宮院本堂が昭和28年(1953年)に国宝に指定され、平安時代後期の講堂も重要文化財に指定されている。

京都府観光連盟は、広隆寺を山城最古の寺院としている。

京都府観光連盟によると、国宝指定第1号とされる宝冠弥勒菩薩半跏思惟像が祀られている。

桂宮院本堂と講堂

文化庁によると、桂宮院は広隆寺の境内の西北の一隅にあり、聖徳太子の草創と伝える。寺に伝わる勧進文によれば、宝治年間(1247年から1249年)には廃絶していたようで、現在の本堂は建長3年(1251年)ごろの建立とみられる。

桂宮院本堂は八角円堂で、周りに縁を巡らせ、勾配の緩い檜皮葺の屋根に宝珠を上げる。内部には柱がなく、中央から八方に緩い勾配を付けた鏡天井を張る。

文化庁の記録では、講堂は平安時代後期の桁行五間、梁間四間の寄棟造、本瓦葺の建物である。

鎌倉時代の円堂建築

文化庁は、桂宮院本堂を、木割が繊細で素木造の軽快優美な堂であり、鎌倉時代の円堂建築として貴重な遺構であるとしている。

広隆寺の境内には、平安時代後期の講堂と、鎌倉時代の八角円堂という、時代の異なる二つの指定建造物が伝わる。

広隆寺の拝観

拝観時間や、桂宮院の公開時期についての公的な案内は確認できなかった。

訪れる際は、広隆寺の案内で確かめたい。

参考文献

文化庁 国指定文化財等データベース「広隆寺桂宮院本堂」
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/102/1868
文化庁 国指定文化財等データベース「広隆寺講堂」
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/102/1869
京都府観光連盟「スポット一覧」
https://www.kyoto-kankou.or.jp/info_search/

最終更新日: 2026.09.29

基本情報

名称広隆寺
所在地京都府京都市右京区太秦蜂岡町
所有者広隆寺
指定国宝 1件・重要文化財 1件
座標35.01506, 135.70591