京都市役所本庁舎とは

京都市役所本庁舎は、京都府京都市中京区上本能寺前町にある昭和2年(1927年)の市庁舎で、令和7年(2025年)3月13日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「きょうとしやくしょほんちょうしゃ」。

文化庁の記録では、鉄筋コンクリート造の地上4階地下1階建で、建築面積3,338平方メートル、塔屋付き。昭和6年(1931年)に増築、令和3年(2021年)に改修されている。登録番号は26-0678である。

御池通に面した3代目の本庁舎

京都市役所本庁舎は、御池通に南面して建つ市庁舎である(文化庁)。設計は京都市営繕課で、顧問は武田五一。鉄筋コンクリート造の地上4階地下1階建で、中央に塔屋を建てる。

京都市によれば、3代目となる現在の本庁舎は、武田五一の監修のもと、昭和2年(1927年)に東側の第1期、昭和6年(1931年)に西側の第2期が建てられた。中央の玄関を軸にほぼ完全な左右対称で、中央部と両翼を突き出して塔を建てるネオ・バロック的な骨格をもつ。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、全体に垂直性を強調した外観とし、内部の階段ホールにイスラム風のアーチなど東洋風の意匠をちりばめた、古都の風格を備えた現役の市庁舎であるとして、「造形の規範となっているもの」に登録した。京都市によれば、細部の装飾は本来の形式を東洋的なモチーフに置き換えており、日本的なもの、蓮華文・菊花文、インド的なもの、エントランスホールの葱花形アーチのようなイスラム建築の造形など多様である。

見どころ

エントランスホールの葱花形アーチと、天井の蓮華文・菊花文などの装飾が見どころである(京都市)。京都市によれば、祇園祭のくじ取り式が毎年市会議場で行われ、山鉾巡行や時代祭の行列の背景も飾る。

見学について

京都市によれば、屋上は庭園として整備され、開庁日には誰でも訪れることができる。地下鉄東西線の京都市役所前駅に直結している。

Q&A

Q京都市役所本庁舎はいつ建てられましたか?
A東側が昭和2年(1927年)、西側が昭和6年(1931年)です(京都市)。
Q京都市役所本庁舎の見どころは?
Aエントランスホールの葱花形アーチなど、東洋的なモチーフの装飾です(文化庁、京都市)。
Q京都市役所の屋上には行けますか?
A屋上庭園は開庁日に誰でも訪れることができます(京都市)。
Q京都市役所本庁舎への行き方は?
A地下鉄東西線の京都市役所前駅に直結しています(京都市)。
Q京都市役所本庁舎が登録有形文化財になったのはいつですか?
A令和7年(2025年)3月13日です(文化庁)。

基本情報

名称京都市役所本庁舎(きょうとしやくしょほんちょうしゃ)
所在地京都府京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町488他
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年令和7年(2025年)3月13日登録
員数1棟
寸法鉄筋コンクリート造地上4階地下1階建、建築面積3,338㎡、塔屋付
所有者京都市
公開状況開庁日は屋上庭園を公開(京都市)

参考文献

京都市役所本庁舎(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00015317
京都市本庁舎(京都市)
https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/cmsfiles/contents/0000305/305675/kyotoshihonntyosha.pdf

最終更新日: 2026.10.20