京都ハリストス正教会生神女福音聖堂とは
京都ハリストス正教会生神女福音聖堂は、京都府京都市中京区にある明治36年(1903年)の正教会の聖堂で、令和4年(2022年)2月9日に国の重要文化財に指定された(文化庁)。読みは「きょうとはりすとすせいきょうかいしょうしんじょふくいんせいどう」。
文化庁の記録では、木造、建築面積219.56平方メートルで、八角形の鐘楼が付き、銅板葺。指定番号は02732である。
明治36年の木造聖堂
京都ハリストス正教会生神女福音聖堂は、京都の市中に位置する明治36年(1903年)の建築で、日本ハリストス正教会の本格的な木造聖堂としては現存最古の遺構である(文化庁)。
装飾が少なく簡素ではあるが、特徴的なクーポル(円蓋)を戴き、鐘楼を組み合わせた均斉のとれた外観は美しく、ロシアから輸入された聖障はみごとな意匠である(文化庁)。
ハリストス正教会から提供された図面をもとに、京都府技師の松室重光が実施設計した経緯がわかる(文化庁)。京都市文化財保護課の研究紀要によれば、明治34年(1901年)4月に基礎の成聖式が行われ、明治36年4月に成聖式が行われた。
重要文化財としての価値
京都ハリストス正教会生神女福音聖堂は、わが国における教会堂の建設経緯が知られる貴重な事例である(文化庁)。令和4年(2022年)2月9日に重要文化財に指定された。
見どころ
クーポルを戴いた外観と八角形の鐘楼、ロシアから輸入された聖障に注目したい(文化庁)。
見学について
教会の聖堂で、見学の条件について公的な案内は確認できなかった。
Q&A
- 京都ハリストス正教会の聖堂はいつ建てられましたか?
- 明治36年(1903年)です(文化庁)。
- 聖堂を設計したのは?
- 正教会から提供された図面をもとに、京都府技師の松室重光が実施設計しました(文化庁)。
- 聖堂はなぜ貴重なのですか?
- 日本ハリストス正教会の本格的な木造聖堂として現存最古だからです(文化庁)。
- 聖障とは何ですか?
- 聖堂内の仕切りで、この聖堂のものはロシアから輸入されました(文化庁)。
- 京都ハリストス正教会生神女福音聖堂が重要文化財に指定されたのはいつですか?
- 令和4年(2022年)2月9日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 京都ハリストス正教会生神女福音聖堂(きょうとはりすとすせいきょうかいしょうしんじょふくいんせいどう) |
|---|---|
| 所在地 | 京都府京都市中京区柳馬場通二条上る六丁目283番地 |
| 指定区分 | 重要文化財(建造物) |
| 指定年 | 令和4年(2022年)2月9日指定 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造、建築面積219.56㎡、八角鐘楼付、銅板葺 |
| 所有者 | 宗教法人京都ハリストス正教会 |
| 公開状況 | 見学の案内なし |
参考文献
- 京都ハリストス正教会生神女福音聖堂(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/00005383
- 石川祐一「ハリストス正教会の聖堂建築における設計図面集の役割について」(京都市文化財保護課研究紀要 第4号、2021年)
- https://kyoto-bunkaisan.city.kyoto.lg.jp/report/pdf/kiyou/04/02_ishikawa.pdf
最終更新日: 2026.10.19