日本写真印刷本館とは
日本写真印刷本館は、京都市中京区壬生花井町にある明治39年(1906年)建築の煉瓦造2階建の事務所建築で、平成24年(2012年)2月23日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「にほんしゃしんいんさつほんかん」。マンサード屋根とコリント式の円柱のポーチをもつ(文化庁)。
文化庁の記録では、煉瓦造2階建、鉄板葺、建築面積346平方メートル。昭和50年(1975年)ごろと平成20年(2008年)に改修されている。登録番号は26-0395で、所有者はNISSHA株式会社である。
京都綿ネルの本社から印刷会社の本社へ
NISSHA財団によれば、本館は平安京の中心にあたる朱雀院の跡地に、明治39年(1906年)に京都綿ネル株式会社の本社事務所として建てられた。昭和23年(1948年)に日本写真印刷株式会社(現在のNISSHA株式会社)が土地と建物を取得し、昭和55年(1980年)まで本社棟として使った。
平成15年(2003年)ごろから構造調査が行われ、平成20年(2008年)12月に耐震補強を含む保存修理工事を終えた。翌年にはNISSHA印刷歴史館が開設され、NISSHA財団が建物の管理・運営を担っている(NISSHA財団)。
登録有形文化財としての価値
日本写真印刷本館は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説は、明治期における優れた意匠をもつ煉瓦造の事務所建築と評価している。
見どころ
日本写真印刷本館は屋根飾りの付いたマンサード屋根を架け、外壁を石造風にモルタルで仕上げて、アーチ窓を並べる(文化庁)。
正面の中央にポーチを設け、コリント式オーダーの円柱を用いている(文化庁)。四条通に面した正門から入ると、円柱のポーチを構えた明治の事務所建築の正面が見える。
見学について
NISSHA財団によれば、NISSHA本館とNISSHA印刷歴史館の見学は完全予約制で、3営業日前までに電話で申し込む。入場は無料。開館時間は午前10時から午後5時で、土・日・祝日は休館である。
入口は四条通に面したNISSHA株式会社の正門。交通は京都市バス「四条中新道」下車すぐ、阪急・京福の西院駅か大宮駅から徒歩約10分。申し込み先はNISSHA財団事務局(電話075-823-5318)(NISSHA財団)。
Q&A
- 日本写真印刷本館はいつ建てられましたか?
- 明治39年(1906年)に京都綿ネル株式会社の本社事務所として建てられました(文化庁、NISSHA財団)。
- 日本写真印刷本館の外観の特徴は?
- マンサード屋根、石造風のモルタル仕上げの外壁とアーチ窓、コリント式円柱のポーチです(文化庁)。
- 日本写真印刷本館は今どう使われていますか?
- NISSHA印刷歴史館として使われ、NISSHA財団が管理・運営しています(NISSHA財団)。
- 日本写真印刷本館は見学できますか?
- 完全予約制で、3営業日前までに電話で申し込みます。入場無料、平日の午前10時から午後5時です(NISSHA財団)。
- 日本写真印刷本館が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 平成24年(2012年)2月23日です。
基本情報
| 名称 | 日本写真印刷本館(にほんしゃしんいんさつほんかん) |
|---|---|
| 所在地 | 京都府京都市中京区壬生花井町3 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成24年(2012年)2月23日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 煉瓦造2階建、鉄板葺、建築面積346平方メートル |
| 所有者 | NISSHA株式会社 |
| 公開状況 | 予約制で見学可(無料、土日祝休館) |
参考文献
- 日本写真印刷本館(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00009188
- NISSHA本館の歴史(NISSHA財団)
- https://www.nissha-foundation.org/history_museum/
- 見学のご案内(NISSHA財団)
- https://www.nissha-foundation.org/history_museum/visit/
最終更新日: 2026.10.07