像内納入品一切とは:奝然が宋から持ち帰った釈迦如来立像の胎内に納められていた品々
像内納入品一切(ぞうないのうにゅうひんいっさい)は、京都府京都市右京区嵯峨の清凉寺が所有する、本尊の釈迦如来立像の像内に納められていた北宋時代の品々で、昭和30年(1955年)6月22日に国宝に指定された。
文化庁の記録では、本尊の木造釈迦如来立像(張延皎・張延襲作、奝然将来)も同じ日に国宝に指定されている。
京都市観光協会によると、奝然上人が寛和元年(985年)に宋で釈迦如来像を模刻させて日本に持ち帰ったもので、胎内には模刻の際に納入された絹の五臓六腑が入っていた。
像内納入品一切と本尊
京都市観光協会によると、釈迦如来立像は像高162センチメートルの本尊で、「嵯峨の釈迦」と呼ばれる。
体内に内臓をかたどった納入物があることから、生身如来といわれている。
像内納入品一切の見どころ
京都市観光協会によると、清凉寺は「嵯峨の釈迦堂」で知られる浄土宗の古刹で、奝然の没後、弟子の盛算が、師が宋から持ち帰った釈迦如来立像を棲霞寺に安置したことに始まる。
模刻の時に宋で納入された品々が、像とともに日本に伝わっている点に注目したい。
像内納入品一切の見学方法
京都市観光協会によると、本尊の釈迦如来立像は毎月8日(午前11時以降)と、春(4月・5月)と秋(10月・11月)に特別公開される。
納入品の公開の状況は、清凉寺の案内で確かめたい。
Q&A
- 像内納入品一切はいつ国宝に指定されましたか?
- 昭和30年(1955年)6月22日に国宝に指定されました。
- 像内納入品とは何ですか?
- 清凉寺の本尊、釈迦如来立像の胎内に納められていた品々です。
- どのような品が納められていたのですか?
- 京都市観光協会によると、模刻の際に納入された絹の五臓六腑などです。
- 釈迦如来立像はどこから来たのですか?
- 奝然上人が寛和元年(985年)に宋で模刻させて持ち帰りました。
- なぜ生身如来と呼ばれるのですか?
- 体内に内臓をかたどった納入物があるためです。
基本情報
| 名称 | 像内納入品一切(ぞうないのうにゅうひんいっさい) |
|---|---|
| 所在地 | 京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町(清凉寺) |
| 指定区分 | 国宝(彫刻) |
| 指定年 | 昭和30年(1955年)6月22日指定 |
| 員数 | 一括 |
| 寸法 | 文化庁データベースに記載なし |
| 所有者 | 清凉寺 |
| 公開状況 | 本尊は毎月8日と春・秋に公開 |
参考文献
- 文化庁 国指定文化財等データベース「木造釈迦如来立像」(清凉寺)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/201/258
- 京都市観光協会「清凉寺」
- https://ja.kyoto.travel/tourism/single01.php?category_id=7&tourism_id=391
最終更新日: 2026.10.01