宇良神社拝殿及び中殿とは
宇良神社拝殿及び中殿は、京都府与謝郡伊根町本庄浜にある明治17年(1884年)、昭和中期改修の中井権次の彫刻で飾った割拝殿で、平成26年(2014年)4月25日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「うらじんじゃはいでんおよびちゅうでん」。

文化庁の記録では、木造平屋建、銅板葺で、建築面積は93平方メートル。登録番号は26-0458である。
雲龍の彫刻を掲げた割拝殿
宇良神社は浦嶋神社とも呼ばれ、浦島子の伝説を主題とし神社の建立と祭礼の場面を描いた室町時代の絵巻「紙本著色浦島明神縁起」(国の指定文化財)を伝える(文化庁)。
拝殿及び中殿は本殿の正面に建つ明治17年(1884年)の建物で、後方に中殿を張り出す(文化庁)。広い柱間による桁行三間・梁間二間の規模で、周囲を開放して高欄を廻らせる。
中央を通路とする割拝殿の形式をとり、側まわりを出組の詰組とし、琵琶板の波紋や動植物、正面の中央の間の雲龍など、要所を優れた彫刻で飾る(文化庁)。文化庁は、明治期における中井権次の力作としている。
登録有形文化財としての価値
文化庁は、この拝殿及び中殿を「造形の規範となっているもの」に登録した。
見どころ
正面中央の間の雲龍と、琵琶板の波紋や動植物の彫刻が見どころである(文化庁)。
見学について
宗教法人宇良神社が所有する(文化庁)。参拝の時間について公的な案内は確認できなかった。本殿と拝殿及び中殿は宇良神社のページにまとめている。
Q&A
- 拝殿はいつ建てられましたか?
- 明治17年(1884年)です(文化庁)。
- 形式は?
- 中央を通路とする割拝殿です(文化庁)。
- 彫刻を手がけたのは?
- 中井権次です(文化庁)。
- 中殿はどこにありますか?
- 拝殿の後方に張り出しています(文化庁)。
- 宇良神社拝殿及び中殿が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 平成26年(2014年)4月25日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 宇良神社拝殿及び中殿(うらじんじゃはいでんおよびちゅうでん) |
|---|---|
| 所在地 | 京都府与謝郡伊根町字本庄浜191 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成26年(2014年)4月25日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造平屋建、銅板葺、建築面積93㎡ |
| 所有者 | 宗教法人宇良神社 |
| 公開状況 | 公開の公的な案内なし |
参考文献
- 宇良神社拝殿及び中殿(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00010002
- 紙本著色浦島明神縁起(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/201/2391
最終更新日: 2026.10.26