宇良神社本殿とは

宇良神社本殿は、京都府与謝郡伊根町本庄浜にある明治17年(1884年)の千木と堅魚木を戴く茅葺の神明造系の本殿で、平成26年(2014年)4月25日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「うらじんじゃほんでん」。

宇良神社本殿
宇良神社本殿Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons

文化庁の記録では、木造平屋建、茅葺で、建築面積は26平方メートル。井戸屋形が付く。登録番号は26-0457である。

建ちの高い茅葺の本殿

宇良神社は浦嶋神社とも呼ばれ、浦島子の伝説を主題とし神社の建立と祭礼の場面を描いた室町時代の絵巻「紙本著色浦島明神縁起」(国の指定文化財)を伝える(文化庁)。

本殿は境内の奥に北面して建つ明治17年(1884年)の建ちの高い茅葺の本殿で、棟に千木と堅魚木を戴く(文化庁)。桁行三間・梁間二間で周囲に縁を廻らせ、正面中央に板唐戸を両折に吊る。

主体部は直線的で簡素な意匠とし、縁の北東隅に取り付く井戸屋形にだけ彫刻を施す(文化庁)。文化庁は、丹後地方に分布する神明造系の本殿の好例としている。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、この本殿を「造形の規範となっているもの」に登録した。

見どころ

千木と堅魚木を戴く茅葺の屋根と、縁の隅に取り付く彫刻の井戸屋形が見どころである(文化庁)。

見学について

宗教法人宇良神社が所有する(文化庁)。参拝の時間について公的な案内は確認できなかった。本殿と拝殿及び中殿は宇良神社のページにまとめている。

Q&A

Q本殿はいつ建てられましたか?
A明治17年(1884年)です(文化庁)。
Q屋根は?
A茅葺で、棟に千木と堅魚木を戴きます(文化庁)。
Q彫刻はどこにありますか?
A縁の北東隅の井戸屋形だけです(文化庁)。
Qどんな形式ですか?
A丹後地方に分布する神明造系の本殿です(文化庁)。
Q宇良神社本殿が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成26年(2014年)4月25日です(文化庁)。

基本情報

名称宇良神社本殿(うらじんじゃほんでん)
所在地京都府与謝郡伊根町字本庄浜191
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成26年(2014年)4月25日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、茅葺、建築面積26㎡、井戸屋形付
所有者宗教法人宇良神社
公開状況公開の公的な案内なし

参考文献

宇良神社本殿(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00010001
紙本著色浦島明神縁起(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/201/2391

最終更新日: 2026.10.26