庫蔵寺とは

庫蔵寺は、三重県鳥羽市河内町の山中にある寺院で、永禄4年(1561年)の建築と伝わる本堂と、慶長10年(1605年)の鎮守堂の2棟が国の重要文化財に指定されている(文化庁)。

伊勢志摩の境の朝熊山頂に伽藍を構える金剛證寺の東にあり、もとは金剛證寺の奥ノ院であったという(文化庁)。観光庁の多言語解説によれば、山号は丸興山で、元亨2年(1322年)に開かれ、鳥羽城主の九鬼嘉隆が築城の無事を祈ったと伝わる。

2棟の構成

本堂は桁行四間、梁間三間の寄棟造・妻入、こけら葺の建物で、室町時代後期の建築形式をよく残し、内部の絵様や彫刻に奇巧を凝らす。大正9年(1920年)に旧法により指定された(文化庁)。

鎮守堂は一間社流造・こけら葺で、昭和31年(1956年)に指定された(文化庁)。観光庁の解説によれば、子育てと安産の神である鬼子母神を祀る。各棟の構造は、それぞれのページで扱っている。

見学について

庫蔵寺が所有する(文化庁)。観光庁の解説によれば、寺へは徒歩でしか行けず、山麓から森の中を登り、急な石段を上がって本堂に至る。三重県観光連盟の案内では、近鉄船津駅から徒歩約1時間40分で、駐車場がある。所蔵文化財は見られない場合があるため、出かける前に鳥羽市観光商工課に確認するよう案内されている。

参考文献

庫蔵寺本堂(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/1306
庫蔵寺鎮守堂(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/1307
鳥羽市河内町:丸山庫蔵寺(観光庁 地域観光資源の多言語解説文データベース)
https://www.mlit.go.jp/tagengo-db/R2-00766.html
丸興山庫蔵寺(観光三重)
https://www.kankomie.or.jp/spot/3045

最終更新日: 2026.10.19

基本情報

名称庫蔵寺
所在地三重県鳥羽市河内町丸山
所有者庫蔵寺
指定重要文化財 2件
座標34.44842, 136.81936