ゆさや旅館とは
ゆさや旅館は、宮城県大崎市鳴子温泉湯元にある寛永9年(1632年)創業の老舗旅館で、昭和11年(1936年)改築の本館と大正期の土蔵の2棟が、平成12年(2000年)10月18日に国の登録有形文化財(建造物)となった。文化庁によれば、鳴子温泉の発祥とされる「滝の湯」の湯守を務めてきた旅館である。
旅館は、創業380年の伝統をもつ宿で、木造2階建の純日本建築が国の登録有形文化財になっていると紹介している(ゆさや旅館)。
2棟の構成
本館は木造2階建の入母屋造瓦葺で、鉄板葺の下屋をまわす。間口は11間半あり、1階は湯治部屋を中心とし、2階の正面道路側に上客用の客室を配する(文化庁)。湯治の客と上客を階で分けた温泉旅館の構成が残っている。
土蔵は本館と道路を隔てた向かいの敷地の奥にある大正期の蔵で、構造は「木筋コンクリート」とされる。腰を人造石洗い出しとし、開口部をアーチ型にしている(文化庁)。本館は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」、土蔵は「再現することが容易でないもの」として登録された。
宿泊と所在地
ゆさや旅館は現在も営業しており、本館の内部は宿泊して見ることになる。旅館によれば、温泉はアルカリ泉の「うなぎ湯」、硫黄泉の「滝の湯」、貸切露天風呂の「茜の湯」の3種類がある。所在地は大崎市鳴子温泉湯元84、電話は0229-83-2565(ゆさや旅館)。宿泊以外の見学について公的な案内は見当たらなかった。
参考文献
- ゆさや旅館(公式サイト)
- https://www.yusaya.co.jp/
- ゆさや旅館本館(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00001853
- ゆさや旅館土蔵(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00001854
最終更新日: 2026.10.06
基本情報
| 名称 | ゆさや旅館 |
|---|---|
| 所在地 | 宮城県大崎市鳴子温泉字湯元 |
| 指定 | 登録有形文化財 2件 |
| 座標 | 38.74175, 140.71778 |