馬込教会とは

馬込教会は、長崎県長崎市伊王島町にある昭和6年(1931年)のカトリックの教会堂で、平成12年(2000年)12月4日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「まごめきょうかい」。

文化庁の記録では、鉄筋コンクリート造平屋建、瓦葺で、建築面積340平方メートル。登録番号は42-0010である。

伊王島の南に建つ教会堂

馬込教会は、長崎湾の西方に浮かぶ伊王島の南部に建つ3廊式の教会堂である(文化庁)。外観は屋根を重ね、内部は3層の構成で、天井を8分割のリブ・ヴォールトとする。正面はバットレス(控え壁)、尖塔、ピナクル(小尖塔)でにぎやかに飾る。

観光庁の多言語解説文によれば、禁教期の伊王島は佐賀藩の管轄下にあり、多くのキリシタンが移り住んだ。1865年の「信徒発見」ののち、1867年から1873年まで弾圧が続いた。1890年にパリ外国宣教会のマルマン神父が教会を建てたが、1927年の落雷と1930年の台風で大破し、現在の白い漆喰仕上げのゴシック様式の聖堂が1931年に建てられた。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、地元の大工棟梁の工夫の跡が随所にうかがえる初期の鉄筋コンクリート造の教会堂として、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に登録した。

見どころ

正面のバットレス、尖塔、ピナクルの構えと、内部の8分割のリブ・ヴォールト天井が見どころである(文化庁)。

見学について

カトリック長崎大司教区の現役の教会で、見学の受け入れについて公的な案内は確認できなかった。

Q&A

Q馬込教会はいつ建てられましたか?
A昭和6年(1931年)です(文化庁)。
Q馬込教会はどこにありますか?
A長崎市の伊王島の南部にあります(文化庁)。
Q馬込教会の特徴は?
A尖塔やピナクルで飾った正面と、8分割リブ・ヴォールト天井をもつ初期の鉄筋コンクリート造教会堂です(文化庁)。
Q今の馬込教会の前にも教会はありましたか?
A1890年に建てられた教会が、落雷と台風で大破しました(観光庁)。
Q馬込教会が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成12年(2000年)12月4日です(文化庁)。

基本情報

名称馬込教会(まごめきょうかい)
所在地長崎県長崎市伊王島町2-617
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成12年(2000年)12月4日登録
員数1棟
寸法鉄筋コンクリート造平屋建、瓦葺、建築面積340㎡
所有者カトリック長崎大司教区
公開状況現役の教会(見学の案内なし)

参考文献

馬込教会(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00002101
馬込教会(観光庁 地域観光資源の多言語解説文データベース)
https://www.mlit.go.jp/tagengo-db/common/001541688.docx

最終更新日: 2026.10.15