海竜王寺とは

海竜王寺は、奈良県奈良市法華寺町にある寺で、奈良時代の五重小塔が昭和26年(1951年)6月9日に国の国宝に指定され、奈良時代の西金堂と正応元年(1288年)の経蔵の2件が国の重要文化財に指定されている(文化庁)。3件とも明治期に旧法で指定されたものである。

五重小塔は、もと西金堂の内に安置されていた塔である(文化庁)。観光庁の多言語解説文は、高さ4メートルで、東西の金堂に1基ずつあったうちの唯一残るもので、日本で最小かつ最古の屋内の五重塔と考えられているとしている。

3件の構成

五重小塔は、組物や軒廻り、天井が薬師寺東塔によく似て奈良時代前期の様式をよく保ち、小塔ながら正規の建築的手法によるため、当時の技法を知る貴重な資料とされる(文化庁)。塔内からは箱入りの法華経2巻が見つかっている。

西金堂は桁行三間・梁間二間の切妻造・本瓦葺の奈良時代の小さな堂で、経蔵は桁行三間・梁間二間の寄棟造・本瓦葺の鎌倉時代後期の建物である(文化庁)。各件の構造は、それぞれのページで扱っている。

拝観について

拝観について、公的な案内は確認できなかった。

参考文献

海竜王寺五重小塔(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/2495
海竜王寺西金堂(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/2494
海竜王寺経蔵(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/2496
Five-Storied Pagoda(観光庁 地域観光資源の多言語解説文データベース、英語)
https://www.mlit.go.jp/tagengo-db/en/R1-00989.html

最終更新日: 2026.10.24

基本情報

名称海竜王寺
所在地奈良県奈良市法華寺町
所有者海竜王寺
指定国宝 1件・重要文化財 2件
座標34.69265, 135.80551