奈良県立畝傍高等学校本館渡廊下とは

奈良県立畝傍高等学校本館渡廊下は、奈良県橿原市八木町にある昭和8年(1933年)の鉄筋コンクリート造2階建の渡廊下で、平成24年(2012年)8月13日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「ならけんりつうねびこうとうがっこうほんかんわたりろうか」。

文化庁の記録では、鉄筋コンクリート造2階建、建築面積168平方メートル。登録番号は29-0201である。

北館と南館を結ぶ「工」の縦画

奈良県立畝傍高等学校本館渡廊下は、北館の南面中央と南館の北面中央をつなぐ(文化庁)。南北21.8メートル、東西4.6メートルで、東面には平屋建の倉庫などが付属する。

北館・南館とこの渡廊下で、平面が「工」の字形になる大型校舎ができあがる(文化庁)。横画にあたる2棟は3階建、縦画にあたる渡廊下は2階建で、2棟より1層低い。

登録有形文化財としての価値

文化庁は奈良県立畝傍高等学校本館渡廊下を「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録した。北館・南館と一体で工の字形の校舎を構成する点が、登録の要点である。

見どころ

奈良県立畝傍高等学校本館渡廊下のパラペットには雁振瓦をのせ、和風の意匠を演出している(文化庁)。棟を覆うための瓦を陸屋根の立ち上がりに並べることで、コンクリートの小さな棟にも瓦屋根の線が通っている。北館・南館の本瓦の軒と見比べると、3棟が同じ意図でまとめられていることが分かる。

見学について

奈良県立畝傍高等学校本館渡廊下は北館と南館の間にある校舎の一部で、内部の公開や撮影について公的な案内は確認できなかった。見学には学校の許可が前提になる。

Q&A

Q奈良県立畝傍高等学校本館渡廊下はいつ建てられましたか?
A昭和8年(1933年)です(文化庁)。
Q奈良県立畝傍高等学校本館渡廊下の大きさは?
A鉄筋コンクリート造2階建で、南北21.8メートル、東西4.6メートル、建築面積168平方メートルです(文化庁)。
Q奈良県立畝傍高等学校本館渡廊下と北館・南館はどんな平面をつくっていますか?
A3棟で「工」の字形の平面の大型校舎をつくっています(文化庁)。
Q奈良県立畝傍高等学校本館渡廊下の和風の意匠はどこにありますか?
Aパラペットに雁振瓦をのせているところです(文化庁)。
Q奈良県立畝傍高等学校本館渡廊下が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成24年(2012年)8月13日です(文化庁)。

基本情報

名称奈良県立畝傍高等学校本館渡廊下(ならけんりつうねびこうとうがっこうほんかんわたりろうか)
所在地奈良県橿原市八木町3-13-2
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成24年(2012年)8月13日登録
員数1棟
寸法鉄筋コンクリート造2階建、建築面積168㎡
所有者奈良県
公開状況学校施設(一般公開の案内なし)

参考文献

奈良県立畝傍高等学校本館渡廊下(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00009357
奈良県立畝傍高等学校本館渡廊下(文化遺産オンライン)
https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/277890

最終更新日: 2026.11.05