大賀家住宅とは

大賀家住宅は、岡山県岡山市北区今保にある江戸時代後期から明治中期にかけての建物で構成された商家の屋敷で、主屋・離座敷・二階座敷・内蔵・土蔵・納屋など9棟が平成14年(2002年)6月25日に登録有形文化財(建造物)として登録された。所在地は岡山市北区今保755。

屋敷は足守川と笹ヶ瀬川の合流点に建つ。岡山県によれば、大賀家は畳表の取引を江戸と直接行っていた商家で、幕末には名字帯刀を許された。屋敷の北側は旧今保港に接しており、かつては舟が海へ直接出入りしていたという。

表門の内に並ぶ9棟

大賀家住宅では、表門の内に主屋、離座敷、二階座敷、内蔵、土蔵、納屋、作業場などの建物が建ち並ぶ。主屋と離座敷の南側には、庭瀬藩の別邸から移されたと伝わる庭園がある。

人を迎える主屋や座敷と、荷を扱う納屋や作業場とが、一つの敷地に並んでいる。畳表を江戸へ送った商家の仕事と暮らしが、屋敷の構えにそのまま残っている。

9棟はいずれも同じ日に登録され、登録番号は33-0057から続く。登録基準は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」である。

見学について

大賀家住宅は個人の住まいで、岡山県の文化財紹介は公開状況を「公開されていません」としている。どの建物も内部の見学はできず、敷地に立ち入ることもできない。日を限った公開の案内もない。

近くを訪れる場合は公道から外観を眺めるにとどめ、門から中をのぞいたり、塀越しに撮影機材を差し入れたりしないこと。住人の暮らしが続いている屋敷なので、撮影の際も人や車が写り込まないよう配慮したい。

参考文献

国指定文化財等データベース 大賀家住宅主屋(文化庁)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00002814
岡山県の登録有形文化財(岡山県)
https://www.pref.okayama.jp/page/detail-50777.html
大賀家住宅主屋ほか(岡山県)
https://www.pref.okayama.jp/uploaded/attachment/260971.pdf

最終更新日: 2026.10.01

基本情報

名称大賀家住宅
所在地岡山県岡山市北区今保755
指定登録有形文化財 8件
座標34.63520, 133.87750