芝川ビルディングとは
芝川ビルディングは、大阪府大阪市中央区伏見町にある昭和2年(1927年)のアール・デコのビルで、平成18年(2006年)10月18日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「しばかわびるでぃんぐ」。
文化庁の記録では、鉄筋コンクリート造地上4階地下1階建で、建築面積349平方メートル。登録番号は27-0382である。
御堂筋の東に建つビル
芝川ビルディングは、御堂筋から東に入った街区の北西隅に建つ鉄筋コンクリート造4階建、地階付のビルである(文化庁)。腰を竜山石、上部をスクラッチタイル貼りとし、3階の軒にスパニッシュ瓦を葺く。設計は渋谷五郎と本間乙彦で、古代のマヤ・インカの細部装飾を取り入れたアール・デコ建築である。
大阪市によれば、当主の芝川又四郎が自家用として建てたビルで、戦前期には芝蘭社家政学園という花嫁学校として使われた。大阪観光局によれば、昭和2年(1927年)7月1日に竣工し、学園は昭和4年(1929年)から昭和18年(1943年)の閉校までに約3,000人の卒業生を送り出した。
登録有形文化財としての価値
文化庁は、マヤ・インカの細部装飾を取り入れたアール・デコ建築として、「造形の規範となっているもの」に登録した。
見どころ
竜山石の腰とスクラッチタイルの壁、3階の軒のスパニッシュ瓦、マヤ・インカ風の装飾に注目したい(文化庁)。
見学について
大阪市によれば、現在はビルの雰囲気を生かしたテナントが多く入り、地下の金庫室を改装したカフェや屋上テラスがイベントに使われている。大阪観光局によれば、Osaka Metro御堂筋線淀屋橋駅11号出口から徒歩1分で、営業時間は店舗ごとに異なる。
Q&A
- 芝川ビルディングはいつ建てられましたか?
- 昭和2年(1927年)です(文化庁)。
- 芝川ビルディングの設計者は?
- 渋谷五郎と本間乙彦です(文化庁)。
- 芝川ビルディングの特徴は?
- マヤ・インカの細部装飾を取り入れたアール・デコ建築です(文化庁)。
- 芝川ビルディングには入れますか?
- テナントの店舗があり、営業時間は店ごとに異なります(大阪観光局)。
- 芝川ビルディングが登録有形文化財になったのはいつですか?
- 平成18年(2006年)10月18日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 芝川ビルディング(しばかわびるでぃんぐ) |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府大阪市中央区伏見町3-3-3 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成18年(2006年)10月18日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 鉄筋コンクリート造地上4階地下1階建、建築面積349㎡ |
| 所有者 | 百又株式会社 |
| 公開状況 | テナント店舗あり(淀屋橋駅から徒歩1分) |
参考文献
- 芝川ビルディング(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00005758
- 芝川ビル(大阪市 生きた建築ミュージアム)
- https://www.city.osaka.lg.jp/toshiseibi/cmsfiles/contents/0000266/266754/Shibakawa_building.pdf
- 芝川ビル(大阪観光局 OSAKA-INFO)
- https://osaka-info.jp/spot/shibakawa-building/
最終更新日: 2026.10.16