太刀〈銘正恒〉とは:華やかに優れた出来で健全無比とされる、古備前正恒の太刀

太刀〈銘正恒〉(たち〈めいまさつね〉)は、所在地非公開(個人蔵)の平安時代の古備前正恒の太刀で、昭和28年(1953年)11月14日に国宝に指定された。

文化庁の記録では、員数は1口、身長77.0センチメートル、反り2.4センチメートル、元幅3.0センチメートルで、昭和6年(1931年)12月14日に当時の制度で指定されている。

文化庁によると、正恒には同名の刀工がおり、この太刀は最古のものではないが、平安時代末期を下らないとみられる。

太刀〈銘正恒〉の姿

文化庁の記録によると、鎬造、庵棟で、中鋒が猪首ごころとなり、腰反りで踏張りがある。鍛えは小板目肌がよく約み、地沸が細かにつき、地斑が交じる。刃文は小乱れに丁子が交じり、足・葉がしきりに入り、小沸がよくつく。

帽子は小丸で、裏は掃きかけごころがあり、金筋が大きくかかる。茎は少し磨り上げで、雉子股形、先は切、鑢目は勝手下がり、目釘孔は二つで、目釘孔の下の中央にやや細鏨の二字銘がある。身長77.0センチメートル、先幅2.1センチメートル、鋒長3.0センチメートル、茎長21.2センチメートルである。

太刀〈銘正恒〉の見どころ

文化庁は、華やかに優れた出来で、健全無比であるとしている。

古備前正恒の作として、小乱れに丁子が交じる華やかな刃文に注目したい。

太刀〈銘正恒〉の見学方法

個人が所有しており、所在地は公開されていない。公開の状況についての公的な案内は確認できなかった。

Q&A

Qこの正恒の太刀はいつ国宝に指定されましたか?
A昭和28年(1953年)11月14日に国宝に指定されました。
Qこの太刀はいつ作られたのですか?
A文化庁によると、平安時代末期を下らないとみられます。
Qこの太刀の評価は?
A華やかに優れた出来で、健全無比とされます。
Qこの太刀の大きさは?
A身長77.0センチメートル、反り2.4センチメートルです。
Q正恒は一人ですか?
A同名の刀工がいたとされ、この太刀は最古のものではありません。

基本情報

名称太刀〈銘正恒〉(たち〈めいまさつね〉)
所在地所在地非公開(個人蔵)
指定区分国宝(工芸品)
指定年昭和28年(1953年)11月14日指定(昭和6年(1931年)12月14日旧制度指定)
員数1口
寸法身長77.0センチメートル、反り2.4センチメートル、元幅3.0センチメートル
所有者個人
公開状況公開状況は確認できず

参考文献

文化庁 国指定文化財等データベース「太刀〈銘正恒〉」(個人蔵)
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/201/424

最終更新日: 2026.10.01