近藤歯科医院とは

近藤歯科医院は、埼玉県秩父市番場町に建つ昭和2年(1927年)の木造の歯科医院兼住宅で、平成18年(2006年)3月2日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「こんどうしかいいん」。

文化庁の記録では、木造2階一部平屋建、瓦葺、建築面積83平方メートル。登録番号は11-0094である。秩父市によれば所有者は個人。

登録有形文化財としての価値

近藤歯科医院は「造形の規範となっているもの」として登録された。文化庁と秩父市は、和と洋の特徴を兼ね備えた個人病院の建築と評価している。

秩父市の登録有形文化財の案内では、同じ番場町に宮前家住宅主屋や安田屋などの登録有形文化財も並び、秩父の中心市街地の町並みをつくっている。

見どころ

文化庁と秩父市の解説によれば、2階建の医院棟を中心に、平屋建の住居棟が接してL字形の建物になっている。

通りに面した外観は、柱や梁を見せる真壁造をハーフティンバー風にまとめ、壁はドイツ壁風に粗い仕上げとし、屋根は桟瓦葺とする。木の骨組みと粗い壁の組み合わせが、洋館らしい印象をつくっている。

内部は、医院棟を洋風、住居棟を和風としている(文化庁)。通りから見える洋風の医院と、奥に続く和風の住まいが一つの建物にまとまっている点が特徴である。

見学について

近藤歯科医院は個人所有の建物で、内部公開の情報は見当たらない。外観は番場町の通りから見ることができるが、敷地には立ち入らず、住まいの妨げにならないよう配慮したい。

所在地は秩父市番場町1026番地6。問い合わせ先は秩父市教育委員会事務局文化財保護課(電話0494-22-2481)である。

Q&A

Q近藤歯科医院はいつ建てられましたか?
A昭和2年(1927年)です(文化庁・秩父市)。
Q近藤歯科医院はどんな形の建物ですか?
A2階建の医院棟に平屋建の住居棟が接したL字形の建物です(文化庁)。
Q近藤歯科医院の外観の特徴は?
A通り側はハーフティンバー風の真壁造で、壁をドイツ壁風に仕上げ、屋根は桟瓦葺です(文化庁)。
Q近藤歯科医院の中は見学できますか?
A個人所有の建物で、内部公開の情報は見当たりません。外観は通りから見られます。
Q近藤歯科医院が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成18年(2006年)3月2日です。

基本情報

名称近藤歯科医院(こんどうしかいいん)
所在地埼玉県秩父市番場町1026-6
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成18年(2006年)3月2日登録
員数1棟
寸法木造2階一部平屋建、瓦葺、建築面積83平方メートル
所有者個人
公開状況内部公開の情報なし(外観は通りから見学可)

参考文献

近藤歯科医院(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00005256
近藤歯科医院(秩父市)
https://www.city.chichibu.lg.jp/4278.html
秩父市中心市街地の歴史と登録有形文化財(秩父市)
https://www.city.chichibu.lg.jp/secure/24418/tourokuyukei_pamphlet.pdf

最終更新日: 2026.10.14