かぎ楼とは

かぎ楼は、滋賀県犬上郡多賀町の多賀大社の門前町に建つ料亭旅館の建物で、明治10年(1877年)に建てられ大正期に増築されたもので、平成13年(2001年)4月24日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「かぎろう」。

文化庁の記録では、木造2階一部3階建、瓦葺、建築面積308平方メートル。登録番号は25-0144である。

多賀大社門前の老舗

文化庁によれば、かぎ楼は江戸時代創業の老舗の料亭旅館である。多賀観光協会は、元禄2年(1689年)の創業以来300年を超える料理旅館としている。

びわこビジターズビューローによれば、参道に面して2階建の主屋が建ち、その後方に3階建の客室棟がつながる。主屋の内部はモダンな和風に改造されたが、客室棟は建築当時の姿をよく残している。

登録有形文化財としての価値

かぎ楼は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説は、多賀大社の門前町のランドマークとして親しまれている建物としている。

見どころ

南北に棟を通す木造2階建、入母屋造の主屋に、3階建の客室棟が接続する。客室棟の内部は数寄屋風にまとめ、3階の北面と東面に擬宝珠風の高欄を廻す(文化庁)。

びわこビジターズビューローは、朱色の壁面とともに門前町のランドマークとして親しまれているとしている。参道から主屋と、その奥に立ち上がる3階の高欄を眺めたい。

利用と見学について

多賀観光協会によれば、かぎ楼では会食、宴会、仕出し、宿泊を受けており、いずれも予約が必要である。問い合わせはかぎ楼(電話0749-48-1003)。

所在地は多賀町多賀653。びわこビジターズビューローによれば、近江鉄道多賀線の多賀大社前駅から徒歩約10分、車では名神高速道路の彦根インターチェンジから約10分、多賀スマートインターチェンジから約3分。

Q&A

Qかぎ楼はいつ建てられましたか?
A明治10年(1877年)で、大正期に増築されています(文化庁)。
Qかぎ楼はいつ創業しましたか?
A文化庁は江戸時代の創業とし、多賀観光協会は元禄2年(1689年)の創業としています。
Qかぎ楼の建物の特徴は?
A2階建、入母屋造の主屋に、数寄屋風の3階建の客室棟が接続し、3階に擬宝珠風の高欄を廻します(文化庁)。
Qかぎ楼で食事や宿泊はできますか?
A会食・宴会・宿泊を受けており、いずれも予約が必要です(多賀観光協会)。
Qかぎ楼が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成13年(2001年)4月24日です。

基本情報

名称かぎ楼(かぎろう)
所在地滋賀県犬上郡多賀町大字多賀653
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成13年(2001年)4月24日登録
員数1棟
寸法木造2階一部3階建、瓦葺、建築面積308平方メートル
所有者個人
公開状況料理旅館として営業(利用は要予約)

参考文献

かぎ楼(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00002150
かぎ楼(多賀観光協会)
https://taga-kankou.com/stay/st-spot-02.php
かぎ楼(びわこビジターズビューロー)
https://www.biwako-visitors.jp/spot/detail/335/

最終更新日: 2026.10.14