ギャラリー・エフ蔵とは

ギャラリー・エフ蔵(株式会社淵川金属事務所)は、東京都台東区雷門にある慶応4年(1868年)の材木問屋の土蔵で、平成10年(1998年)12月11日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「ぎゃらりー・えふぐら(かぶしきがいしゃふちかわきんぞくじむしょ)」。

文化庁の記録では、土蔵造2階建、瓦葺で、建築面積20平方メートル。登録番号は13-0050である。

隅田川沿いの材木問屋の蔵

ギャラリー・エフ蔵は、隅田川沿いに位置するもと材木問屋の蔵で、2階の梁の下端に「慶応四戊辰年八月吉日 三代目竹屋長四郎」などの墨書銘が認められる(文化庁)。

東京都教育委員会によれば、この辺りは江戸から明治にかけて材木町と呼ばれ、土蔵は竹屋という大きな材木問屋の内蔵だった。柱も梁も太く、壁の左官仕事もしっかりした非常に堅牢なつくりである。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、関東大震災と戦災をくぐり抜けてきた下町の土蔵として貴重であるとして、「再現することが容易でないもの」に登録した。

見どころ

2階の梁の下端に残る慶応4年の墨書銘と、太い柱や梁に注目したい(文化庁、東京都教育委員会)。

見学について

現在は喫茶店を併設するギャラリーとして活用されている(文化庁)。東京都教育委員会によれば、公開は通年(火曜日と臨時休業日を除く)、時間は午前11時から午後6時30分(展示により変更あり)で、料金はかからない。

Q&A

Qギャラリー・エフ蔵はいつ建てられましたか?
A慶応4年(1868年)です(文化庁)。
Qギャラリー・エフ蔵はもとは何の蔵ですか?
A材木問屋竹屋の内蔵です(東京都教育委員会)。
Qギャラリー・エフ蔵は見学できますか?
A喫茶店併設のギャラリーとして、火曜日を除き無料で公開されています(東京都教育委員会)。
Qギャラリー・エフ蔵はなぜ貴重なのですか?
A震災と戦災をくぐり抜けた下町の土蔵だからです(文化庁)。
Qギャラリー・エフ蔵(株式会社淵川金属事務所)が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成10年(1998年)12月11日です(文化庁)。

基本情報

名称ギャラリー・エフ蔵(株式会社淵川金属事務所)(ぎゃらりー・えふぐら(かぶしきがいしゃふちかわきんぞくじむしょ))
所在地東京都台東区雷門2丁目6-1
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成10年(1998年)12月11日登録
員数1棟
寸法土蔵造2階建、瓦葺、建築面積20㎡
所有者株式会社長谷川
公開状況ギャラリー(火曜休、11:00〜18:30、無料)

参考文献

ギャラリー・エフ蔵(株式会社淵川金属事務所)(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00000959
東京文化財ウィーク 文化財めぐりコース「浅草」(東京都教育委員会)
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/kyoiku/asakusajp

最終更新日: 2026.10.18