尋憲記とは:興福寺大乗院門跡尋憲の自筆日記

尋憲記(じんけんき)は、東京都千代田区の国立公文書館が所蔵する、興福寺大乗院門跡尋憲の自筆の日記12冊で、平成23年(2011年)6月27日に重要文化財に指定された。

文化庁の記録では、紙本墨書、袋綴装の冊子本で、所有者は独立行政法人国立公文書館である。

文化庁によると、永禄5年(1562年)から天正5年(1577年)までの15年間にわたる記事をもつ。

尋憲記の内容

文化庁によると、尋憲(?から1585年)は興福寺大乗院の門跡で、この日記はその自筆の日次記である。12冊が現存しており、第1冊は縦26.8センチメートル、横17.1センチメートルである。

日記には、松永久秀に門跡領の相続争いの調停を求めた往復書状の写しや、小五月銭をめぐる郷民との紛争の記事など、織豊期の大和国の動静が詳しく記されている。

尋憲記の見どころ

文化庁は、戦国期の様相を伝える日記として、当時の政治・社会・文化などを研究するうえで貴重な史料であるとしている。

興福寺の有力な院家の主が、戦国の大和で武将や郷民と向き合った記録として読むことができる。

尋憲記の見学方法

尋憲記は国立公文書館が所蔵している。閲覧や展示の予定は、国立公文書館の案内で確かめたい。

Q&A

Q尋憲記はいつ重要文化財に指定されましたか?
A平成23年(2011年)6月27日に指定されました。
Q尋憲記を書いたのは誰ですか?
A興福寺大乗院門跡の尋憲です。
Q尋憲記はいつの記録ですか?
A永禄5年(1562年)から天正5年(1577年)までの15年間です。
Q尋憲記には何が書かれていますか?
A松永久秀との往復書状の写しや郷民との紛争など、織豊期の大和国の動静です。
Q尋憲記はどこにありますか?
A国立公文書館が所蔵しています。

基本情報

名称尋憲記(じんけんき)
所在地東京都千代田区北の丸公園3-2(国立公文書館)
指定区分重要文化財(古文書)
指定年平成23年(2011年)6月27日指定
員数12冊
寸法第1冊:縦26.8センチメートル、横17.1センチメートル
所有者独立行政法人国立公文書館
公開状況閲覧・展示は国立公文書館に要確認

参考文献

文化庁 国指定文化財等データベース「尋憲記」
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/201/00011495
文化遺産オンライン「尋憲記」
https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/228243

最終更新日: 2026.09.29