昭和のくらし博物館とは

昭和のくらし博物館(旧小泉家住宅主屋)は、東京都大田区南久が原にある昭和26年(1951年)の住宅金融公庫の融資で建てた庶民の住宅で、平成14年(2002年)6月25日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「しょうわのくらしはくぶつかん(きゅうこいずみけじゅうたくしゅおく)」。

通りから見た昭和のくらし博物館
通りから見た昭和のくらし博物館Suikotei / CC BY 4.0 / Wikimedia Commons

文化庁の記録では、木造2階建、瓦葺で、建築面積39平方メートル。登録番号は13-0131である。

18坪に収めた公庫住宅

昭和のくらし博物館は、木造2階建・桟瓦葺の住宅で、昭和25年(1950年)に始まった住宅金融公庫の融資を受け、施主自らが設計した(文化庁)。融資の上限の建坪18坪で、明快な平面や形態を実現する工夫が凝らされている。

博物館によれば、昭和26年(1951年)8月に建てられ、設計者は主人の小泉孝である。公庫の融資には9坪から18坪までの広さの制限があり、この家はその上限いっぱいの合計18坪である。昭和27年(1952年)に増改築し、昭和41年(1966年)に再び公庫の住宅改良資金で約9坪を増築、平成4年(1992年)に傷んだ部分を修復した。建物は家財道具ごと公開されている。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、当時の公的融資による住宅建築のありようを示す、戦後復興期の庶民住宅の好例として、「造形の規範となっているもの」に登録した。

見どころ

18坪に収めた明快な平面と、家財道具ごと残された昭和の暮らしの空間が見どころである(文化庁、博物館)。

見学について

博物館によれば、開館は金・土・日曜日と祝日の10時から17時で、月曜日から木曜日は休館する。入館料は大人1,000円、小学生から高校生は500円で、現金のみ。東急池上線の久が原駅、または東急多摩川線の下丸子駅から歩いて約8分である。

Q&A

Q昭和のくらし博物館の建物はいつ建てられましたか?
A昭和26年(1951年)です(文化庁)。
Q誰が設計しましたか?
A施主の小泉孝です(博物館)。
Qなぜ18坪なのですか?
A住宅金融公庫の融資の上限が建坪18坪だったためです(文化庁)。
Q開館日は?
A金・土・日曜日と祝日の10時から17時です(博物館)。
Q昭和のくらし博物館(旧小泉家住宅主屋)が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成14年(2002年)6月25日です(文化庁)。

基本情報

名称昭和のくらし博物館(旧小泉家住宅主屋)(しょうわのくらしはくぶつかん(きゅうこいずみけじゅうたくしゅおく))
所在地東京都大田区南久が原2-26-19
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成14年(2002年)6月25日登録
員数1棟
寸法木造2階建、瓦葺、建築面積39㎡
所有者不明(文化庁データベースに記載なし)
公開状況金・土・日・祝 10:00〜17:00、大人1,000円(博物館)

参考文献

昭和のくらし博物館(旧小泉家住宅主屋)(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00002759
旧小泉家住宅について(昭和のくらし博物館)
https://www.showanokurashi.com/about/house/
昭和のくらし博物館
https://www.showanokurashi.com/

最終更新日: 2026.10.23