御嶽神社水行堂とは

御嶽神社水行堂は、東京都大田区北嶺町にある慶応3年(1867年)ごろの水垢離のための堂で、平成28年(2016年)2月25日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「おんたけじんじゃすいぎょうどう」。

文化庁の記録では、木造平屋建、鉄板葺で、建築面積は18平方メートル、井戸が付く。登録番号は13-0359である。

龍の彫刻欄間で飾る水垢離の堂

御嶽神社水行堂は、境内の西方に東面して建つ、水垢離をするための施設で、井戸をもつ(文化庁)。東西棟の切妻造妻入で、三間四方の内部を前後の二室に区切る。

正面の両脇の間に花頭窓を開け、頭貫を虹梁とし、上部に龍の彫刻欄間をはめて飾る(文化庁)。木鼻の形などに時代の特徴が認められる。

大田区の区報によれば、御嶽神社のもととなる小社は天文4年(1535年)に建てられたといわれ、天保2年(1831年)には木曽御嶽山の関東第一分社ともいわれる社殿が造られた。一山行者がこの地で小社を見いだし、社殿を築いて御嶽信仰を広めたという。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、この建物を「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に登録した。

見どころ

正面の花頭窓と、頭貫の上の龍の彫刻欄間が見どころである(文化庁)。

見学について

宗教法人御嶽神社が所有する(文化庁)。公開について、公的な案内は確認できなかった。水行堂・社務所・一山神社祖霊社は御嶽神社のページにまとめている。

Q&A

Q水行堂はいつ建てられましたか?
A慶応3年(1867年)ごろです(文化庁)。
Q何のための建物ですか?
A水垢離をするための施設で、井戸をもちます(文化庁)。
Q飾りは?
A正面に花頭窓を開け、龍の彫刻欄間をはめます(文化庁)。
Q御嶽神社の始まりは?
A天文4年(1535年)に小社が建てられたといわれます(大田区)。
Q御嶽神社水行堂が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成28年(2016年)2月25日です(文化庁)。

基本情報

名称御嶽神社水行堂(おんたけじんじゃすいぎょうどう)
所在地東京都大田区北嶺町145-1
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成28年(2016年)2月25日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、鉄板葺、建築面積18㎡、井戸付
所有者宗教法人御嶽神社
公開状況公開の公的な案内なし

参考文献

御嶽神社水行堂(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00010926
おおた区報 令和元年(2019年)9月21日号 特集(大田区)
https://www.city.ota.tokyo.jp/kuho/kuho_web/20190921/tokusyu.html

最終更新日: 2026.10.24