石幢とは:仁王像と四天王像を刻んだ板石6枚を組んだ六面石幢

石幢(せきどう)は、東京都立川市柴崎町の普濟寺が所蔵する南北朝時代の石幢で、昭和28年(1953年)11月14日に国宝に指定された。

文化庁の記録では、員数は1基で、大正2年(1913年)4月14日に当時の制度で指定されている。

立川市によると、普濟寺の開山物外和尚の弟子性了によって、延文6年(1361年)に建てられたことが広目天像の板石に刻まれている。

石幢の姿

立川市によると、仁王像と四天王像を刻んだ6枚の緑泥片岩の板石を六角の柱状に組み合わせ、六角形の笠石を載せたもので、「六面石幢」と呼ばれる。総高は205センチメートル、各板石の幅は42センチメートルほどである。

石幢の類例としては、埼玉県小川町の大聖寺六面幢や、毛呂山町山根の六角塔婆などが知られる。

石幢の見どころ

立川市は、普濟寺の六面石幢を日本の石幢の代表的なものとしている。大正2年(1913年)に国宝に指定され、戦後の文化財保護制度の見直しに伴って、昭和28年(1953年)に国宝として再指定された。

緑泥片岩の板石に刻まれた守護の神々と、造立の由来を伝える銘文に注目したい。

石幢の見学方法

立川市によると、令和8年(2026年)は9月20日と11月3日の午前10時から午後3時に、普濟寺の国宝新保存施設で特別公開される(拝観無料)。境内には大型車の駐車スペースがなく、観覧者向けの駐車スペースも限られる。

立川市歴史民俗資料館では、六面石幢のレプリカを展示している。開館時間は午前9時から午後4時30分、月曜日と年末年始が休館で、入館は無料である。問い合わせは立川市教育委員会文化財係(042-525-0860)へ。

Q&A

Q石幢はいつ国宝に指定されましたか?
A昭和28年(1953年)11月14日に国宝として再指定されました。最初の指定は大正2年(1913年)です。
Q六面石幢とはどんなものですか?
A仁王像と四天王像を刻んだ緑泥片岩の板石6枚を六角柱に組み、笠石を載せたものです。
Q石幢はいつ建てられたのですか?
A延文6年(1361年)で、開山物外和尚の弟子性了が建てました。
Q石幢の大きさは?
A総高205センチメートル、各板石の幅は42センチメートルほどです。
Q石幢はいつ見られますか?
A立川市によると、2026年は9月20日と11月3日に特別公開されます。

基本情報

名称石幢(せきどう)
所在地東京都立川市柴崎町4-20-46(普濟寺)
指定区分国宝(考古資料)
指定年昭和28年(1953年)11月14日指定(大正2年(1913年)4月14日旧制度指定)
員数1基
寸法総高205センチメートル、各板石幅約42センチメートル(立川市)
所有者普濟寺
公開状況年数回の特別公開(2026年は9月20日・11月3日)

参考文献

文化庁 国指定文化財等データベース「石幢」
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/201/846
文化遺産オンライン「石幢」
https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/204159
立川市「【国宝】六面石幢」
https://www.city.tachikawa.lg.jp/kanko/bunka/1004244/1004847/1019994/1004855.html
立川市「【国宝】六面石幢の特別公開」
https://www.city.tachikawa.lg.jp/kanko/bunka/1004244/1004847/1004856.html

最終更新日: 2026.09.29