太刀〈銘来国俊〉とは:直刃を得意とした来国俊には稀な、乱刃の傑作の太刀

太刀〈銘来国俊〉(たち〈めいらいくにとし〉)は、所在地非公開(個人蔵)の鎌倉時代の来国俊の太刀で、昭和27年(1952年)11月22日に国宝に指定された。

文化庁の記録では、員数は1口、身長72.1センチメートル、反り2.4センチメートル、元幅2.7センチメートルで、昭和16年(1941年)7月3日に当時の制度で指定されている。

文化庁によると、銘振りから正応・永仁のころ(1288年から1299年)の作と推測される。

太刀〈銘来国俊〉の姿

文化庁の記録によると、鎬造、庵棟で、腰反りで踏張りがあり、鋒は小さい。鍛えは小板目肌がよく約み、地沸がつき、沸映りが立つ。

刃文は細直刃に小丁子が交じって足がよく入り、中ほどはやや華やかに乱れ、表裏に小さく腰刃風がある。茎は生ぶで、先は栗尻、鑢目は浅い勝手下がり、目釘孔は一つで、鎺下に三字銘を切る。身長72.1センチメートル、先幅1.8センチメートル、鋒長2.7センチメートル、茎長19.7センチメートルである。

太刀〈銘来国俊〉の見どころ

文化庁によると、来国俊は直刃を得意とする刀工だが、稀に乱刃の作刀がある。この太刀はその乱刃の傑作で、よく計算され、鍛えは精美で刃文をよく引き立たせている。

文化庁は、姿が美しく、優雅な名刀であるとしている。

太刀〈銘来国俊〉の見学方法

個人が所有しており、公開の状況についての公的な案内は確認できなかった。

Q&A

Q太刀〈銘来国俊〉はいつ国宝に指定されましたか?
A昭和27年(1952年)11月22日に国宝に指定されました。
Qこの太刀はいつ作られたのですか?
A銘振りから正応・永仁のころ(1288年から1299年)と推測されます。
Qこの太刀の刃文の特徴は?
A直刃を得意とした来国俊には稀な乱刃の傑作です。
Qこの太刀の大きさは?
A身長72.1センチメートル、反り2.4センチメートルです。
Qこの太刀の評価は?
A姿が美しく、優雅な名刀とされます。

基本情報

名称太刀〈銘来国俊〉(たち〈めいらいくにとし〉)
所在地所在地非公開(個人蔵)
指定区分国宝(工芸品)
指定年昭和27年(1952年)11月22日指定(昭和16年(1941年)7月3日旧制度指定)
員数1口
寸法身長72.1センチメートル、反り2.4センチメートル、元幅2.7センチメートル
所有者個人
公開状況公開状況は確認できず

参考文献

文化庁 国指定文化財等データベース「太刀〈銘来国俊〉」
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/201/359
文化遺産オンライン「太刀〈銘来国俊〉」
https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/125554

最終更新日: 2026.09.30