太刀〈銘吉平〉とは:華やかな丁子乱れの刃文をもつ、福岡一文字派の吉平の傑作
太刀〈銘吉平〉(たち〈めいよしひら〉)は、所在地非公開(個人蔵)の鎌倉時代の吉平の太刀で、昭和38年(1963年)7月1日に国宝に指定された。
文化庁の記録では、員数は1口、身長73.8センチメートル、反り2.9センチメートルで、昭和10年(1935年)4月30日に当時の制度で指定されている。
文化庁によると、吉平は鎌倉時代中期の福岡一文字派の刀匠である。
太刀〈銘吉平〉の姿
文化庁の記録によると、鎬造、庵棟で、腰反りに踏張りがある。地鉄は鍛えが最もよく約み、細かに沸がつき、鉄色が冴えて映る。刃文は表裏に焼出しがあり、丁子を主調として足などが繁く交じって華やかに乱れ、匂が深く小沸がつく。
帽子は浅く湾れて尖りぎみに返る。茎は生ぶで、下半にきわめて浅い勝手下がりの鑢目があり、鎺下に菊花御紋の毛彫りがある。
太刀〈銘吉平〉の見どころ
文化庁は、この太刀を吉平の比類なき傑作と称すべきもので、福岡一文字派の典型的な作としている。
文化庁の「取り戻そう!みんなの文化財」によると、この太刀は所在不明の国指定文化財として情報提供が呼びかけられていたが、その後発見された。所有者の形態は個人で、所有者の都道府県は東京都とされている。
太刀〈銘吉平〉の見学方法
個人が所有しており、所在地は公開されていない。公開の状況についての公的な案内は確認できなかった。
Q&A
- 太刀〈銘吉平〉はいつ国宝に指定されましたか?
- 昭和38年(1963年)7月1日に国宝に指定されました。
- 吉平とはどんな刀工ですか?
- 鎌倉時代中期の福岡一文字派の刀匠です。
- この太刀の評価は?
- 吉平の比類なき傑作で、福岡一文字派の典型的な作とされます。
- この太刀の茎の特徴は?
- 鎺下に菊花御紋の毛彫りがあります。
- この太刀は所在不明だったのですか?
- 文化庁によると、所在不明として情報提供が呼びかけられていましたが、その後発見されました。
基本情報
| 名称 | 太刀〈銘吉平〉(たち〈めいよしひら〉) |
|---|---|
| 所在地 | 所在地非公開(個人蔵) |
| 指定区分 | 国宝(工芸品) |
| 指定年 | 昭和38年(1963年)7月1日指定(昭和10年(1935年)4月30日旧制度指定) |
| 員数 | 1口 |
| 寸法 | 身長73.8センチメートル、反り2.9センチメートル |
| 所有者 | 個人 |
| 公開状況 | 公開状況は確認できず |
参考文献
- 文化庁 国指定文化財等データベース「太刀〈銘吉平〉」
- https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/201/531
- 文化遺産オンライン「太刀〈銘吉平〉」
- https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/189066
- 文化庁「取り戻そう!みんなの文化財」太刀〈銘吉平〉
- https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/torimodosou/kunishitei/2.html
最終更新日: 2026.09.30