短刀〈銘来国次〉とは:来国次の短刀のうち最も大振りで、相州伝の影響が強い華やかな作
短刀〈銘来国次〉(たんとう〈めいらいくにつぐ〉)は、所在地非公開(個人蔵)の鎌倉時代の来国次の短刀で、昭和30年(1955年)2月2日に国宝に指定された。
文化庁の記録では、員数は1口、身長32.7センチメートル、反り0.1センチメートル、元幅3.3センチメートル、茎長9.7センチメートルで、昭和12年(1937年)5月25日に当時の制度で指定されている。
文化庁によると、来国次は短刀の作を最も得意とした刀工である。
短刀〈銘来国次〉の姿
文化庁の記録によると、平造、三つ棟で、身幅が広くわずかに反り、寸の延びた姿である。鍛えは小板目肌が約み、表裏にわずかに来肌が現れるが、地沸がつき地景が入り、地鉄が冴える。
刃文は小湾れに互の目が交じり、足・葉がよく入り、匂が深く小沸がつき、所々に砂流しや金筋がかかる。表裏に棒樋に連樋を掻き流す。茎は生ぶで、先は栗尻、鑢目は切、目釘孔は一つで、中央に三字銘を切る。
短刀〈銘来国次〉の見どころ
文化庁によると、来国次の太刀は数が少なく、短刀ほどよくできたものは少ない。この短刀は同作中最も大振りで、刃文も大らかに、沸がついた華やかな作風を示し、相州伝の影響が強く感じられる。
寸の延びた大振りな姿と、沸の華やかな刃文に注目したい。
短刀〈銘来国次〉の見学方法
個人が所有しており、公開の状況についての公的な案内は確認できなかった。
Q&A
- 短刀〈銘来国次〉はいつ国宝に指定されましたか?
- 昭和30年(1955年)2月2日に国宝に指定されました。
- 来国次とはどんな刀工ですか?
- 文化庁によると、短刀の作を最も得意とした刀工です。
- この短刀の特徴は?
- 来国次の短刀のうち最も大振りで、相州伝の影響が強い華やかな作風です。
- この短刀の大きさは?
- 身長32.7センチメートル、元幅3.3センチメートルです。
- この短刀はどこにありますか?
- 個人が所有しており、所在地は公開されていません。
基本情報
| 名称 | 短刀〈銘来国次〉(たんとう〈めいらいくにつぐ〉) |
|---|---|
| 所在地 | 所在地非公開(個人蔵) |
| 指定区分 | 国宝(工芸品) |
| 指定年 | 昭和30年(1955年)2月2日指定(昭和12年(1937年)5月25日旧制度指定) |
| 員数 | 1口 |
| 寸法 | 身長32.7センチメートル、反り0.1センチメートル、元幅3.3センチメートル |
| 所有者 | 個人 |
| 公開状況 | 公開状況は確認できず |
参考文献
- 文化庁 国指定文化財等データベース「短刀〈銘来国次〉」
- https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/201/458
- 文化遺産オンライン「短刀〈銘来国次〉」
- https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/192683
最終更新日: 2026.09.30