寒河江市役所庁舎とは

寒河江市役所庁舎は、山形県寒河江市中央1丁目にある、建築家黒川紀章の設計で昭和42年(1967年)に開庁した鉄筋コンクリート造の市庁舎で、平成29年(2017年)10月27日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「さがえしやくしょちょうしゃ」。現在も市役所として使われている(文化庁、寒河江市)。

文化庁の記録では、鉄筋コンクリート造4階建、建築面積1,638平方メートルで、昭和49年・50年・63年に増築、平成26年(2014年)に改修された。登録番号は06-185で、所有者は寒河江市である。

黒川紀章初期の代表作

寒河江市によれば、庁舎は現代建築の第一人者である黒川紀章の設計で、昭和42年に新庁舎として開庁した。建築から50年が経過した平成29年に登録有形文化財となった。

来庁者がスロープを上って入る2階の窓口スペースを挟んで、1階に議場、3・4階に主に執務スペースを置く配置には、黒川紀章のメッセージが込められているという(寒河江市)。

登録有形文化財としての価値

寒河江市役所庁舎は「造形の規範となっているもの」として登録された。文化庁の解説は、黒川紀章初期の代表作で、メタボリズムの影響も明確な戦後モダニズムの庁舎と評価している。

見どころ

寒河江市役所庁舎は、4本のコアから高張力鋼で吊る3・4階が大きく張り出す構成が特徴で、スロープで上がる人工地盤に面する2階に吹抜けの市民ホールを配し、1階に議場を設ける(文化庁)。

2階ホールの床の一部はガラスブロックで、吹抜けを通して1階の議場まで光が届く。吹抜けには岡本太郎の作品「光る彫刻・生誕」があり、1階と2階の入口の取っ手も岡本太郎のデザインである(寒河江市)。

見学について

寒河江市によれば、開庁日に個人で寒河江市役所庁舎を見学する場合は、執務スペースや会議室、議場への立ち入りは控える。閉庁日は8時30分から17時15分まで2階ホールのみ見学でき、団体での見学は総務課総務係に問い合わせる。

所在地は寒河江市中央1丁目9番45号(寒河江市)。

Q&A

Q寒河江市役所庁舎はいつ建てられましたか?
A昭和42年(1967年)に開庁しました(寒河江市、文化庁)。
Q寒河江市役所庁舎を設計したのは誰ですか?
A建築家黒川紀章で、初期の代表作とされます(文化庁)。
Q寒河江市役所庁舎の構造の特徴は?
A4本のコアから高張力鋼で3・4階を吊り、大きく張り出させています(文化庁)。
Q庁舎内で見られる芸術作品は?
A吹抜けにある岡本太郎の「光る彫刻・生誕」と入口の取っ手です(寒河江市)。
Q寒河江市役所庁舎が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成29年(2017年)10月27日です。

基本情報

名称寒河江市役所庁舎(さがえしやくしょちょうしゃ)
所在地山形県寒河江市中央1丁目70
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成29年(2017年)10月27日登録
員数1棟
寸法鉄筋コンクリート造4階建、建築面積1,638平方メートル
所有者寒河江市
公開状況開庁日は共用部分を見学可、閉庁日は2階ホールのみ

参考文献

寒河江市役所庁舎(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00011851
寒河江市役所庁舎(寒河江市)
https://www.city.sagae.yamagata.jp/kurashi/shisetsu/shiyakusyo/shiyakushotyousya.html

最終更新日: 2026.10.11