翰林学士詩集とは:大須文庫に伝わる唐抄本の詩集
翰林学士詩集(かんりんがくしししゅう)は、愛知県名古屋市中区大須の宝生院(大須観音)が所有する唐時代の詩集の写本で、昭和27年(1952年)3月29日に国宝に指定された。
文化庁の記録では、員数は1巻、所有者は宝生院である。
名古屋市によると、唐抄本で、紙背には正広智三蔵表制集巻第五が書かれている。
翰林学士詩集と大須文庫
名古屋市の指定文化財一覧によると、明治41年(1908年)4月23日に当時の制度で指定され、昭和26年(1951年)6月9日に国宝となった。
名古屋市は、所在地を名古屋市中区大須の宝生院としている。
翰林学士詩集の見どころ
大須観音によると、宝生院の大須文庫は、醍醐寺、根来寺の経蔵とともに三経蔵と称され、所蔵する図書はおよそ1万5千巻に達し、真福寺本または大須本と呼ばれる。翰林学士詩集は、古事記、漢書食貨志、琱玉集とともに、大須文庫の国宝の一つである。
唐で書写された詩集が、紙背の文書とともに名古屋の寺の文庫に伝えられてきた。
翰林学士詩集の見学方法
写本は宝生院が所有しており、常時公開されているわけではない。公開の機会は大須観音の案内で確かめたい。
Q&A
- 翰林学士詩集はいつ国宝に指定されましたか?
- 昭和27年(1952年)3月29日の記録があり、名古屋市の一覧では昭和26年(1951年)6月9日に国宝とされています。
- 翰林学士詩集とは何ですか?
- 唐時代の詩集の唐抄本です。
- 紙背には何が書かれていますか?
- 名古屋市によると、正広智三蔵表制集巻第五です。
- 大須文庫とは?
- 宝生院の文庫で、真福寺本または大須本と呼ばれる約1万5千巻の図書を所蔵します。
- 大須文庫のほかの国宝は?
- 古事記、漢書食貨志、琱玉集です。
基本情報
| 名称 | 翰林学士詩集(かんりんがくしししゅう) |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県名古屋市中区大須2-21-47(宝生院) |
| 指定区分 | 国宝(書跡・典籍) |
| 指定年 | 昭和27年(1952年)3月29日指定(名古屋市の一覧では昭和26年(1951年)6月9日) |
| 員数 | 1巻 |
| 寸法 | 文化庁データベースに記載なし |
| 所有者 | 宝生院 |
| 公開状況 | 常時公開ではない |
参考文献
- 文化庁 国指定文化財等データベース「翰林学士詩集」
- https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/201/616
- 名古屋市「国指定文化財(美術工芸品)」
- https://www.city.nagoya.jp/kankou/rekishi/1017268/1034462/1017206.html
- 大須観音「大須文庫」
- https://www.osu-kannon.jp/about/bunko.html
最終更新日: 2026.10.01