旧内田佐平二家住宅主屋とは

旧内田佐平二家住宅主屋は、愛知県知多郡南知多町内海の内田佐平二家の屋敷に明治5年(1872年)頃に建てられた建物で、平成30年(2018年)11月2日に国の登録有形文化財に登録された。読みは「きゅううちださへいじけじゅうたくしゅおく」、登録番号は23-0531である。文化庁の記録では、木造2階建、瓦葺で、建築面積は155平方メートル。平成26年(2014年)に改修されている。

旧内田佐平二家住宅は、内田佐七家の出店の管理を任されていた初代佐造が内海に戻ったときに、その屋敷地として佐七家が建てたもので、明治5年(1872年)5月の家相図などから、この頃の建設とされる(南知多町)。

登録の理由と価値

旧内田佐平二家住宅主屋は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説によれば、内海港にある廻船主の居宅で、小路に面する敷地の中央に南面して建つ。切妻造桟瓦葺の二階建で、西・南・北の三面に下屋をめぐらし、北面西端に角屋を出す。港町の歴史的景観の核となっている。

南知多町は、旧内田家住宅の建築時の残材を利用したともいわれ、間取りなどに本家との共通点が多いと紹介している。

見どころ

文化庁によれば、内部は西に土間、東に2列2室を配し、2階後方の奥を客座敷とする。南知多町は、南東の部屋が9畳床付きの「おでい」で、北側が仏間と神屋に接すると紹介している。

「にわ」と呼ばれる土間にはかまどや井戸が設けられ、上方には太い梁を組んだ小屋組と煙出しが見える(南知多町)。本家の旧内田家住宅と見比べると、間取りの共通点がよく分かる。

見学について

旧内田佐平二家住宅の公開については、南知多町の案内に記載が見当たらない。南知多町は本家の内田佐七家(旧内田家住宅)の公開日を案内しており、見学の可否は町の教育課(電話0569-65-0711)に確かめたい。公開日・料金・交通は尾州廻船内海船船主 内田家のページにまとめてある。

Q&A

Q旧内田佐平二家住宅主屋はいつ建てられましたか?
A明治5年(1872年)頃の建築とされ、平成26年(2014年)に改修されています。
Q登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成30年(2018年)11月2日に登録されました。登録番号は23-0531です。
Q主屋の間取りの特徴は?
A西に土間、東に2列2室を配し、2階後方の奥を客座敷とします。
Q内田佐平二家とはどのような家ですか?
A内田佐七家の分家で、出店の管理を任されていた初代佐造のために佐七家が屋敷を建てました。
Q旧内田佐平二家住宅主屋は見学できますか?
A公開の案内は見当たりません。南知多町の教育課に確かめてください。

基本情報

名称旧内田佐平二家住宅主屋(きゅううちださへいじけじゅうたくしゅおく)
所在地愛知県知多郡南知多町大字内海字南側55
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成30年(2018年)11月2日登録(登録番号23-0531)
員数1棟
寸法木造2階建、瓦葺、建築面積155平方メートル
所有者南知多町
公開状況公開の案内なし(町に要確認)

参考文献

旧内田佐平二家住宅主屋(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/101/00012560
内田家について(南知多町)
https://www.town.minamichita.lg.jp/kankosangyou/bunkasports/1001407/1001408.html

最終更新日: 2026.10.04