旧内田佐平二家住宅隠居屋とは
旧内田佐平二家住宅隠居屋は、愛知県知多郡南知多町内海の内田佐平二家の屋敷に明治時代前期に建てられた建物で、平成30年(2018年)11月2日に国の登録有形文化財に登録された。読みは「きゅううちださへいじけじゅうたくいんきょや」、登録番号は23-0533である。文化庁の記録では、木造2階建、瓦葺で、建築面積は22平方メートル。平成25年(2013年)に改修されている。
旧内田佐平二家住宅は、内田佐七家の出店の管理を任されていた初代佐造が内海に戻ったときに、その屋敷地として佐七家が建てたもので、明治5年(1872年)5月の家相図などから、この頃の建設とされる(南知多町)。
登録の理由と価値
旧内田佐平二家住宅隠居屋は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説によれば、敷地の北東隅に、土蔵の東面に接続して建つ。東西棟の切妻造平入の二階建で、南面西端に出入口を設ける。廻船主の生活の様相を伝えるとともに、伝統的な屋敷構えを構成している。
見どころ
文化庁によれば、内部は西が蔵前を兼ねた前室、東が釣床付きの6畳の座敷で、2階は板敷の物置とする。南知多町は、主座敷の南面中央に腰障子が建て込まれて中庭から直接出入りでき、その西側に下地窓もある数寄屋風の意匠と紹介している。
主屋との間の中庭は、透塀で東側の隣地と隔てられている(南知多町)。隠居屋の座敷から中庭を見る構成に注目したい。
見学について
旧内田佐平二家住宅の公開については、南知多町の案内に記載が見当たらない。南知多町は本家の内田佐七家(旧内田家住宅)の公開日を案内しており、見学の可否は町の教育課(電話0569-65-0711)に確かめたい。公開日・料金・交通は尾州廻船内海船船主 内田家のページにまとめてある。
Q&A
- 旧内田佐平二家住宅隠居屋はいつ建てられましたか?
- 明治時代前期の建築で、平成25年(2013年)に改修されています。
- 登録有形文化財になったのはいつですか?
- 平成30年(2018年)11月2日に登録されました。登録番号は23-0533です。
- 隠居屋の内部は?
- 西が蔵前を兼ねた前室、東が釣床付きの6畳の座敷で、2階は板敷の物置です。
- 隠居屋の意匠の特徴は?
- 中庭から直接出入りできる腰障子や下地窓をもつ数寄屋風の意匠です。
- 隠居屋は見学できますか?
- 公開の案内は見当たりません。南知多町の教育課に確かめてください。
基本情報
| 名称 | 旧内田佐平二家住宅隠居屋(きゅううちださへいじけじゅうたくいんきょや) |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県知多郡南知多町大字内海字南側55 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成30年(2018年)11月2日登録(登録番号23-0533) |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造2階建、瓦葺、建築面積22平方メートル |
| 所有者 | 南知多町 |
| 公開状況 | 公開の案内なし(町に要確認) |
参考文献
- 旧内田佐平二家住宅隠居屋(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/101/00012562
- 内田家について(南知多町)
- https://www.town.minamichita.lg.jp/kankosangyou/bunkasports/1001407/1001408.html
最終更新日: 2026.10.04