料亭金勇とは

料亭金勇は、秋田県能代市柳町に昭和12年(1937年)に建てられた木造2階建の大規模な料亭建築で、平成10年(1998年)10月9日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「りょうていかねゆう」で、「きんゆう」ではない。現在は「能代市旧料亭金勇」として公開されている。

文化庁の記録では、木造2階建、鉄板葺、建築面積469平方メートル。登録番号は05-0034、所有者は能代市である。

木都能代の料亭

能代市旧料亭金勇によれば、料亭金勇は初代金谷勇助が明治23年(1890年)に創業し、各種の宴会や接待、婚礼などに広く使われた。現在の建物は、昭和12年(1937年)に2代目金谷勇助が建てたもので、大工45人、人夫20人を常用して11月に竣工した。

料亭は平成20年(2008年)8月末に閉店し、翌平成21年(2009年)に能代市へ寄贈された。市は増築部分を解体して耐震補強を行い、平成25年(2013年)12月に観光交流施設として開館した(能代市旧料亭金勇)。

登録有形文化財としての価値

料亭金勇は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説は、県内屈指の老舗料亭の大規模な和風建築で、秋田杉の本場能代を象徴する建物として広く知られているとしている。

能代市旧料亭金勇によれば、天然秋田杉は仁鮒国有林から切り出され、人力や森林軌道、筏で能代まで運ばれた。選び抜いた良材を無駄なく使ったことがうかがえるという。

見どころ

外観は2階に手摺り、1階に庇を付け、正面と側面の両端に入母屋の屋根を付けたにぎやかな構成である。110畳大の2階の大広間をはじめ、各室は上質な造りとなっている(文化庁)。

東北観光推進機構は、長さ9.1メートルの一枚板を使った「満月の間」の天井と、110畳(約180平方メートル)の大広間を見どころとして挙げている。

見学について

能代市旧料亭金勇によれば、見学時間は午前9時30分から午後4時30分で、見学は無料。休館日は年末年始(12月29日~1月3日)で、貸出の状況により見学できないことがある。ボランティアガイドによる館内案内(要予約)は一般300円。入館の際は文化財保護のため靴下の着用を求めている。

所在地は能代市柳町13-8。JR能代駅から徒歩約10分、秋田自動車道の能代南・能代東インターチェンジから車で約15分。敷地内に見学者用の駐車スペースがある。問い合わせ先は能代市旧料亭金勇(電話0185-55-3355)。

Q&A

Q料亭金勇はいつ建てられましたか?
A昭和12年(1937年)です(文化庁・能代市旧料亭金勇)。
Q料亭金勇はなんと読みますか?
A「りょうていかねゆう」と読みます(文化庁)。
Q料亭金勇の見どころは?
A110畳大の2階の大広間と、長さ9.1メートルの一枚板を使った「満月の間」の天井です(文化庁・東北観光推進機構)。
Q料亭金勇は見学できますか?
A見学時間は9時30分~16時30分で無料です。ガイド付き案内は予約制で有料です(能代市旧料亭金勇)。
Q料亭金勇が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成10年(1998年)10月9日です。

基本情報

名称料亭金勇(りょうていかねゆう)
所在地秋田県能代市柳町13-8
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成10年(1998年)10月9日登録
員数1棟
寸法木造2階建、鉄板葺、建築面積469平方メートル
所有者能代市
公開状況能代市旧料亭金勇として公開(見学無料、年末年始休館)

参考文献

料亭金勇(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00000810
旧料亭金勇について(能代市旧料亭金勇)
https://www.kaneyu.jp/?page_id=554
ご見学(能代市旧料亭金勇)
https://www.kaneyu.jp/?page_id=298
交通・駐車場案内(能代市旧料亭金勇)
https://www.kaneyu.jp/?page_id=138
旧料亭金勇(旅東北)
https://www.tohokukanko.jp/attractions/detail_1006704.html

最終更新日: 2026.10.14