山中吉助商店座敷蔵とは

山中吉助商店座敷蔵は、秋田県横手市増田町増田の中町に明治19年(1886年)に建てられた土蔵造2階建の座敷蔵で、平成22年(2010年)9月10日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「やまなかきちすけしょうてんざしきぐら」。

文化庁の記録では、土蔵造2階建、鉄板葺、建築面積131平方メートル。登録番号は05-0177である。

増田の町並みと内蔵

国土交通省の多言語解説文によれば、増田の重要伝統的建造物群保存地区には、間口の狭い細長い商家の奥に「内蔵(うちぐら)」が残る。内蔵は鞘(さや)と呼ばれる覆い屋で主屋とつながり、物をしまうだけでなく暮らしの場としても使われた。

増田町観光協会によれば、山中吉助商店は主屋が明治中期、座敷蔵が明治19年(1886年)の建築で、店舗は昭和29年(1954年)に改修されている。山中吉助商店座敷蔵は、こうした増田の商家の奥に建つ蔵の一つである。

登録有形文化財としての価値

山中吉助商店座敷蔵は「造形の規範となっているもの」として登録された。文化庁は、当地域の典型的な意匠を示す座敷蔵としている。

見どころ

細長い敷地の中央に建つ妻入の2階建の土蔵で、西の妻面や開口部を黒漆喰、ほかを白漆喰で仕上げる(文化庁)。

1階は当初、前後の2室に分かれ、後ろの室には棹を漆塗りとした棹縁天井を張る。1階には一尺五寸(約45センチメートル)ごとに栗と杉の柱を交互に密に建てている(文化庁)。

見学について

山中吉助商店座敷蔵は商家の奥に建つ蔵で、公開の有無や時期についての公式の案内は見当たらない。増田の内蔵めぐりについては増田町観光協会(電話0182-45-5541)に問い合わせたい。

所在地は横手市増田町増田字中町104(文化庁)。

Q&A

Q山中吉助商店座敷蔵はいつ建てられましたか?
A明治19年(1886年)です(文化庁)。
Q山中吉助商店座敷蔵はなんと読みますか?
A「やまなかきちすけしょうてんざしきぐら」と読みます(文化庁)。
Q座敷蔵とは何ですか?
A増田では商家の奥の蔵が鞘でつながり、物をしまうだけでなく暮らしの場としても使われました(国土交通省)。
Q山中吉助商店座敷蔵の特徴は?
A妻入の2階建土蔵で、西の妻面や開口部を黒漆喰とし、1階に栗と杉の柱を交互に密に建てています(文化庁)。
Q山中吉助商店座敷蔵が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成22年(2010年)9月10日です。

基本情報

名称山中吉助商店座敷蔵(やまなかきちすけしょうてんざしきぐら)
所在地秋田県横手市増田町増田字中町104
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成22年(2010年)9月10日登録
員数1棟
寸法土蔵造2階建、鉄板葺、建築面積131平方メートル
所有者記載なし
公開状況公開の案内なし(増田町観光協会に問い合わせ)

参考文献

山中吉助商店座敷蔵(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00008241
伝統的建造物一覧(増田町観光協会)
https://masuda-matta.com/facility/
増田のまちなみ(内蔵の特徴)(国土交通省 地域観光資源の多言語解説文データベース)
https://www.mlit.go.jp/tagengo-db/R3-00441.html

最終更新日: 2026.10.14