全国の登録有形文化財
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加藤酒造店舗兼主屋は島原市有明町大三東の明治前期の町家。下屋を深く下ろした2段の屋根、太さ263ミリの大黒柱、大正期に増築された座敷の座敷飾が見どころで、造形の規範として平成20年に登録有形文化財に登録された。
加藤酒造門は島原市有明町大三東の加藤酒造で店舗兼主屋の西に建つ大正期の一間薬医門。切石礎石に本柱を立てて冠木と男梁を架け、棟を熨斗積の漆喰で固める。間口2.5メートル、平成20年に登録有形文化財となった。
亀岡神社神楽殿は参道に西面して建つ明治13年(1880年)の神楽殿。入母屋造本瓦葺の四方吹放しで背面に後座を設け、懸魚に波と亀の彫刻を施す。10月の平戸くんちには平戸神楽全24番の大大神楽が奉納される。
亀岡神社拝殿は本殿の南に建つ明治13年(1880年)の拝殿。桁行3間・梁間3間の入母屋造本瓦葺で四周に縁を廻し、正面に石階を付ける。内部には合祀した四社のうち三社の扁額が掲げられ、神社の成り立ちを伝える。
亀岡神社弊殿及び登廊は、明治13年建築の拝殿と本殿をつなぐ昭和前期の社殿。幣殿の棹縁天井をヴォールト状に曲げ、登廊には太鼓橋のような起りと欄干を付ける。建築面積9.6㎡の小さな建物で、本殿と併せて独特の形式をもつ。
亀岡神社本殿は、長崎県平戸市の平戸城二の丸跡で境内北端の高い石垣の上に建つ明治13年(1880年)の本殿。切妻造平入の鉄板葺で棟に千木と鰹木を載せ、入母屋造の向拝の木階左右に神像を置く独特の形式をもつ。
観潮橋は長崎県佐世保市の早岐瀬戸、針尾島の東の狭まった場所に架かる昭和29年(1954年)の鋼製トラス橋で、登録有形文化財。平戸八景の一つで急潮で知られる「潮之目」を渡り、戦後長崎の幹線道路を支えた。
長崎県川棚町の片島南側山頂に大正14年(1925年)に建てられた煉瓦造及び鉄筋コンクリート造2階建の観測施設。2階の三角形に突き出した窓から魚雷の雷跡を見届けた。機能を形にした外観が評価され令和6年に登録有形文化財となった。
長崎県川棚町の片島に大正7年頃建てられ昭和14年に嵩上げされた魚雷の整備施設。下部は針尾石の石積み、上部は鉱滓煉瓦で、佐世保海軍工廠に類例のない構成。令和6年に登録有形文化財となり、現在は外観のみ見学できる。
長崎県川棚町の片島で大正7年(1918年)、沖約50メートルに築かれた魚雷発射用の人工島。コンクリート方塊積みの地盤に3階建ての煉瓦の上屋が残り、全国的に希少な軍事遺構として令和6年に登録有形文化財となった。
長崎県川棚町の片島で大正7年(1918年)、陸から沖の射場へ架けられた長さ45メートルの5連アーチ橋。形の違うコンクリートの塊を積んで造られ、天端に魚雷運搬用の2線の軌道跡が残る。令和6年に登録有形文化財となった。
長崎県川棚町で大正7年(1918年)に片島の機械室及び水雷調整室の南側に建てられた石造の燃料庫。凝灰岩の針尾石を精緻に積み、隅は算木積、破風まで石で仕上げる。魚雷試射に欠かせない施設として令和6年に登録有形文化財となった。
長崎県波佐見町の旧福幸製陶所絵書座は昭和元年頃の木造平屋の工場棟。桁行23メートルのトラス小屋組の空間で成形した器を乾かし絵付けをした。南面に事務所が張り出す。いまは生活道具の店「HANAわくすい」として営業する。
長崎県波佐見町の旧福幸製陶所細工場は昭和元年頃の木造平屋の工場棟。桁行32.6メートルのトラス小屋組の空間で粘土を置き器を成形した。平成18年からは店とギャラリーを兼ねた「モンネ・ポルト」として営業している。
長崎県波佐見町の旧福幸製陶所事務所は昭和元年頃の木造の事務所棟。ペンキ塗りの下見板と連続するガラス窓、北側の玄関跡の張り出しが特徴で、いまはカフェ「モンネ・ルギ・ムック」として正午から営業し、店内に入れる。
長崎県島原市城内の武家屋敷を囲む小早川家住宅石塀は、江戸後期の石塀。灰色・桃色・青色の島原石の切石を亀甲状に積み、上部に拳大の割石を載せる。高さ1.6メートル内外、総延長98.7メートル。2012年に登録有形文化財となった。
長崎県島原市城内の武家屋敷の中央に建つ小早川家住宅主屋は、明治23年(1890年)の木造平屋建。庭園に面した10畳の座敷棟に、仏間をもつ玄関棟と台所棟を雁行形に連ねる。2012年に登録有形文化財となった。通常は非公開。
長崎県島原市城内の小早川家住宅門は、江戸時代末期の一間薬医門。桁行2.6メートル、見付0.26メートルの五平材の親柱を控柱と貫で固めた質実な表門で、主屋玄関の正面に開く。2012年に登録有形文化財となり、外観は道路から見られる。
長崎県島原市城内の武家屋敷の北面を区切る小早川家住宅煉瓦塀は、明治後期の煉瓦塀。傾斜した道路に沿って高さを3段階に変え、半枚厚の壁を内側の控壁で補強する。明治期の道路拡幅に伴う築造と伝わり、2012年に登録有形文化財となった。
佐世保市民文化ホールは、第一次世界大戦での艦艇の活躍を記念して大正12年(1923年)に開館した旧海軍の凱旋記念館で、平成9年(1997年)に登録有形文化財となった。左右対称の外観と幾何学的な装飾が特徴である。