全国の登録有形文化財
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墨の老舗古梅園の主屋南側に落ち棟形式で接続する大正初年の台所。建築面積48平方メートルの平屋で、もとは製墨職人の食事所。南に広敷、北に作業用の通り道が貫く土間を置き、表と敷地の奥を区画する。平成10年登録。
天正5年創業の墨の製造元、古梅園の表通りに面した店舗。大正初年の平入・つし2階で、黒漆喰の外壁と看板、せがい造りの二段の軒が特徴。平成10年に登録有形文化財に登録。現在も営業中の店舗で、平日に墨を買い求めることができる。
墨の老舗古梅園で墨の原料の膠を溶かした昭和初期の銅壺場。梁間の長い大壁造の平屋で、内部は土間に小屋組を見せ、北側に煉瓦造の釜2基と角煙突を備える。漆喰の西妻が目を引く。平成10年に登録有形文化財に登録。
墨の老舗古梅園の敷地東北隅に建つ大正初年の屋根付き土塀。延長17.0メートルの高塀で店舗と主屋を鉤の手につなぎ、柱を1間おきに立てて腰を板壁とし、東面に瀟洒な出入口を設ける。商家の表構えに調和する。平成10年登録。
墨の老舗古梅園の離れ座敷の西に、どの建物ともつながらず独立して建つ大正期の中内蔵。建築面積26平方メートルの土蔵造2階建で、路地に面した北面を板張りとし、2階の窓を二段に構える。平成10年に登録有形文化財となった。
墨の老舗古梅園の敷地中央北寄りに東西に建つ大正初年の西内蔵。建築面積55平方メートルの土蔵造2階建で、南面に桟瓦葺の下屋、2階に小庇付きの開口と外引きの防火戸を備え、住まいの西の端を限る。平成10年登録。
墨の老舗古梅園の敷地西端に建つ大正期の乾燥倉。建築面積47平方メートルの大壁造つし2階付きで、型入れ後の墨を自然乾燥させる。西の路地側は1階を窓枠まで腰板張り、2階を漆喰壁に小窓とする。平成10年に登録された。
墨の老舗古梅園の敷地西南端に建つ昭和初期の灰置き場兼編み場。建築面積21平方メートルの真壁造2階建で、墨の乾燥に使う木灰を乾かし、灰乾燥を終えた墨を稲藁で編み付ける作業を行った。平成10年に登録有形文化財に登録。
墨の老舗古梅園の主屋背後に中庭を挟んで建つ大正初年の離れ座敷。土蔵風の外観に1・2階とも上等な座敷を収め、2階軒裏は吹寄せの化粧小舞。古梅園25件で唯一「再現することが容易でないもの」として登録された。
墨の老舗古梅園の離れ座敷の西南、大戸口から続く通路に面して建つ大正初年の東内蔵。土蔵造2階建で軒蛇腹と腰板を備え、東妻に付く蔵前から家の調度品を出し入れしてきた。平成10年に登録有形文化財に登録された。
墨の老舗古梅園で製墨の従業員のために設けられた昭和初期の風呂場。建築面積25平方メートルの平屋で、中央通路の東に洗いの浴槽4基、西に上がり湯1基を並べ、棟に気抜きの小屋根を載せる古い配置を保つ。平成10年登録。
墨の老舗古梅園の昭和初期の磨き作業所兼倉庫。建築面積164平方メートルのコの字形の大壁造2階建で、もとは墨型の倉庫。南の翼屋を作業用の軌道が貫き、北の翼屋は路地に開く。現在は墨を磨く作業所などに使う。
佐保会館は奈良県奈良市北魚屋西町、奈良女子大学の構内北端に南面して建つ昭和3年(1928年)の木造2階建の同窓会館で、登録有形文化財。入母屋造で正面に車寄せを設け、縦長の上げ下げ窓を四面に配した、たちの高い堂々とした構えである。
浄教寺掲示板舎は奈良県奈良市上三条町の浄教寺の山門前に三条通りに面して建つ昭和8年(1933年)の掲示板舎で、登録有形文化財。切石基壇の上の切妻造・銅板葺の小さな建物で、細部まで丁寧につくられている。
浄教寺山門は奈良県奈良市上三条町の三条通りに南面して建つ江戸時代末期の薬医門で、登録有形文化財。切妻造・本瓦葺の一間一戸の門で、蟇股や木鼻などに動植物・渦・雲の彫刻を施し、三条通りの景観をつくっている。
奈良県安堵町西安堵の荘司家住宅で、主屋の北側に接する江戸時代後期の道具蔵兼文書蔵。2間四方の置屋根形式の土蔵造本瓦葺で、三方に下屋を回し、軒下に鉢巻を2段に巡らす。令和2年(2020年)に登録有形文化財。
奈良県安堵町西安堵で代々村役を務めた荘司家の主屋。江戸時代後期の大和棟の民家で、両妻に落棟、正面中央に式台玄関を構え、表側には床の間付きの座敷が張り出す。令和2年(2020年)に登録有形文化財となった。
奈良県安堵町西安堵の荘司家住宅で、旧集落の環濠を隔てた東の敷地に建つ大正2年(1913年)頃の米蔵。切妻造桟瓦葺の2階建で、漆喰を軒先まで塗り込める。屋敷の拡張を示す建物として令和2年(2020年)に登録。
奈良県安堵町西安堵の荘司家住宅で、敷地東辺に建つ明治中期の一棟。北の切妻造の新座敷は上質な床構えを備え、南の入母屋造の稲納屋は長屋門のように東西に戸口を開く。旧環濠沿いの景観をつくり令和2年(2020年)に登録。
奈良県安堵町西安堵の荘司家住宅で、敷地北東に建つ明治中期の道具蔵。桟瓦葺の屋根は東を入母屋造、西を切妻造とし、腰は西面だけを海鼠壁とする。内蔵とともに北辺の景観をつくり、令和2年(2020年)に登録。