興隆寺(西山興隆寺)とは
興隆寺は、愛媛県西条市丹原町古田にある真言宗醍醐派の寺院で、文中4年(1375年)再興の本堂が明治40年(1907年)に、南北朝時代の石造宝篋印塔が昭和29年(1954年)に、それぞれ国の重要文化財に指定されている。別名を西山寺といい、「西山興隆寺」の名で親しまれている。山号は仏法山、院号は仏眼院、本尊は千手観音菩薩である。
四国別格二十霊場会によれば、寺は皇極天皇の代の642年に空鉢上人が開いたと伝わり、のちに行基、報恩大師、弘法大師が入山したとされる。歴代の皇室や武将、藩主の崇敬を受けた。現在は四国別格二十霊場の第10番札所である。
境内と文化財
愛媛県教育委員会によれば、寺は静かな山あいにある。参道を登りきった先に境内が広がり、その中心に本堂が建つ(いよ観ネット)。宝篋印塔は本堂に向かって右の後方に立っている(愛媛県教育委員会)。
国の重要文化財は、本堂(附 厨子1基、巻斗1個、棟札2枚)と石造宝篋印塔の建造物2件のほか、銅鐘がある。四国別格二十霊場会は、県や旧町が指定した文化財として銅造如来立像、興隆寺文書、三重塔などを挙げている。
境内は紅葉の名所として知られ、「もみじの西山興隆寺」と呼ばれる。春にはソメイヨシノやシダレザクラも咲く(いよ観ネット)。
参拝とアクセス
愛媛県の公式観光サイト(いよ観ネット)によれば、参拝時間は午前7時から午後5時で、休みはない。駐車場は約100台分で無料だが、11月のみ1回300円となる。問い合わせは0898-68-7275。
四国別格二十霊場会によれば、JR予讃線の壬生川駅からタクシーで約15分で山門前に着く。車では松山自動車道のいよ小松インターチェンジから国道11号を経由する。所在地は西条市丹原町古田1657。
参考文献
- 興隆寺本堂(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/102/3382
- 興隆寺宝篋印塔(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/102/3383
- 興隆寺本堂(えひめの文化財/愛媛県教育委員会)
- https://www.pref.ehime.jp/ehimenotakara/22.html
- 第十番 西山興隆寺(四国別格二十霊場会)
- https://www.bekkaku.com/?page_id=33
- 【西条市】西山興隆寺(いよ観ネット)
- https://www.iyokannet.jp/spot/135
最終更新日: 2026.10.05
基本情報
| 名称 | 興隆寺 |
|---|---|
| 所在地 | 愛媛県西条市丹原町古田 |
| 所有者 | 興隆寺 |
| 指定 | 重要文化財 2件 |
| 座標 | 33.90577, 133.02536 |