森川善章家住宅主屋とは

森川善章家住宅主屋は、岐阜県瑞浪市大湫町の旧中山道大湫宿にある明治26年(1893年)建築の木造2階建の住宅で、平成18年(2006年)8月3日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「もりかわよしあきけじゅうたくしゅおく」。旅宿や問屋を兼ねた住宅である(文化庁)。

文化庁の記録では、木造2階建、瓦葺、建築面積145平方メートル。登録番号は21-0093で、所有者は瑞浪市である。

大湫宿と「新森」

瑞浪市によれば、中山道大湫宿は江戸から47番目、京都から23番目の宿場で、慶長9年(1604年)に正式に設けられた。明治5年(1872年)に宿駅制度が廃止された後も、中山道は東京と京都を結ぶ幹線として使われ、大湫宿も物資輸送の拠点として機能した。

森川善章家は森川一族の中でも新しい分家で「新森」と呼ばれ、旅籠としても使われたといわれる。この主屋は、宿場が大きな変革の時期を迎えていた明治26年に建てられた(瑞浪市)。

登録有形文化財としての価値

森川善章家住宅主屋は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁は、たちの高い造りは近代の傾向を示すが、旧街道の町並み景観をよく残すと評価している。

瑞浪市は、台所や風呂などに後世の改修が加えられているものの、近代の大湫宿の景観や人々の暮らしぶりを示す建物としている。

見どころ

森川善章家住宅主屋は旧宿場のほぼ中央に、街道に北面して建つ。切妻造・桟瓦葺の平入りで、正面と両側に下屋を廻している(文化庁、瑞浪市)。

1階は3室2列の居室と土間、2階は6室に間仕切られている(文化庁)。格子窓などを備えた外観が宿場の景観をよく残しており(瑞浪市)、街道から正面の格子を見ると旅籠を兼ねた家の構えがわかる。

見学について

森川善章家住宅主屋の内部公開について公的な案内は見当たらなかった。外観は旧中山道の通りから見ることができる。交通は中央自動車道瑞浪インターチェンジから車で約25分、JR中央線釜戸駅から車で約10分(岐阜県観光連盟)。所在地は瑞浪市大湫町463-1。

Q&A

Q森川善章家住宅主屋はいつ建てられましたか?
A明治26年(1893年)です(文化庁)。
Q森川善章家住宅主屋はどんな家でしたか?
A中山道大湫宿で旅宿や問屋を兼ねた住宅で、森川一族の新しい分家として「新森」と呼ばれました(文化庁、瑞浪市)。
Q森川善章家住宅主屋の間取りは?
A1階は3室2列の居室と土間、2階は6室に間仕切られています(文化庁)。
Q森川善章家住宅主屋が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成18年(2006年)8月3日です。
Q森川善章家住宅主屋は見学できますか?
A内部公開の公的な案内はありません。外観は旧中山道から見られます。

基本情報

名称森川善章家住宅主屋(もりかわよしあきけじゅうたくしゅおく)
所在地岐阜県瑞浪市大湫町463-1
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成18年(2006年)8月3日登録
員数1棟
寸法木造2階建、瓦葺、建築面積145平方メートル
所有者瑞浪市
公開状況外観は通りから見学可(内部公開の公的案内なし)

参考文献

森川善章家住宅主屋(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00005606
森川善章家住宅主屋(瑞浪市)
https://www.city.mizunami.lg.jp/kankou_bunka/bunkazai/1001296/1002388.html
中山道 大湫宿(岐阜県観光連盟)
https://www.kankou-gifu.jp/spot/detail_7366.html

最終更新日: 2026.10.07