群馬県庁本庁舎とは

群馬県庁本庁舎は、群馬県前橋市大手町にある昭和3年(1928年)建築の鉄筋コンクリート造地上3階・地下1階建の県庁舎で、平成8年(1996年)12月20日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「ぐんまけんちょうほんちょうしゃ」。現在は「昭和庁舎」と呼ばれている。設計は佐藤功一である(文化庁、群馬県)。

文化庁の記録では、鉄筋コンクリート造地上3階地下1階建、建築面積2,019平方メートル。登録番号は10-0001で、群馬県で最初に登録された建造物である。所有者は群馬県。

県庁の顔として

群馬県によれば、群馬県庁本庁舎(昭和庁舎)は昭和3年に建設され、90年以上にわたって県庁の顔として親しまれてきた。当時としては関東近県で最も先進的な建築技術を駆使した建物だったという。

平成13年(2001年)11月の国民文化祭の会場として使われることになったのを機に改修工事が行われ、建物本体の原型を保存しながら損傷の著しい部分を補修し、外部のタイルは元の意匠を守って全面的に張り替えた。内部にはエレベーターを設けるなど全館をバリアフリーとした。平成16年(2004年)には第13回BELCA賞ベストリフォーム部門を受賞している(群馬県)。

登録有形文化財としての価値

群馬県庁本庁舎は「造形の規範となっているもの」として登録された。文化庁の解説は、佐藤功一の設計になる昭和初期の庁舎建築の規範的な作品として知られると評価している。

見どころ

群馬県庁本庁舎の外壁は、1階を石張り(群馬県は擬石タイル張りとする)、2・3階をスクラッチタイル張りとする(文化庁、群馬県)。

群馬県庁本庁舎の玄関の正面は、半円アーチを軸に構成された車寄せになっている(文化庁)。内部では、3階に正庁の間があり、2階には県政の歩み展示室や上州人宰相記念室、名誉県民肖像画展示室が設けられている(群馬県)。

見学について

群馬県によれば、群馬県庁本庁舎(昭和庁舎)の開館時間は全日午前8時30分から午後10時。会議室や展示室はNPOや文化団体などが利用でき、1階にはカフェもある。交通はJR両毛線前橋駅からバスで約6分、新前橋駅からバスで約7分。所在地は前橋市大手町1-1-1、問い合わせは昭和庁舎管理事務室(電話027-226-2119)。

Q&A

Q群馬県庁本庁舎はいつ建てられましたか?
A昭和3年(1928年)です(文化庁)。
Q群馬県庁本庁舎を設計したのは誰ですか?
A佐藤功一です(文化庁)。
Q群馬県庁本庁舎の外観の特徴は?
A1階を石張り、2・3階をスクラッチタイル張りとし、玄関正面に半円アーチを軸とする車寄せを設けています(文化庁)。
Q群馬県庁本庁舎(昭和庁舎)は見学できますか?
A全日午前8時30分から午後10時まで開館しており、2階に展示室があります(群馬県)。
Q群馬県庁本庁舎が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成8年(1996年)12月20日で、群馬県の登録第1号です。

基本情報

名称群馬県庁本庁舎(ぐんまけんちょうほんちょうしゃ)
所在地群馬県前橋市大手町1-1-1
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成8年(1996年)12月20日登録
員数1棟
寸法鉄筋コンクリート造地上3階地下1階建、建築面積2,019平方メートル
所有者群馬県
公開状況昭和庁舎として開館(午前8時30分〜午後10時)

参考文献

群馬県庁本庁舎(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00000029
昭和庁舎の利用案内・利用料金(群馬県)
https://www.pref.gunma.jp/page/1030.html

最終更新日: 2026.10.07