寺坂橋とは
寺坂橋は、埼玉県本庄市中央2丁目で旧伊勢崎道が元小山川を渡る地点に、明治22年(1889年)に架けられた石造の単アーチ橋で、平成20年(2008年)3月7日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「てらさかばし」。本庄市によれば、現役の石造アーチ橋としては埼玉県最古の橋である。
文化庁の記録では、石造単アーチ橋、橋長7.6メートル、幅員3.3メートル。登録番号は11-0116で、所有者は本庄市である。
旧伊勢崎道の石橋
文化庁によれば、寺坂橋は伊勢崎と本庄を結ぶ旧伊勢崎道に建設された。埼玉県の本庄宿の紹介では、この道は中山道への迂回路として重要な街道だったという。
本庄市は、近代的な切石を用いたアーチ橋と説明している。中山道最大の宿場であった本庄宿の北側の古い道筋に、明治の土木技術を伝える小さな石橋が今も残っている(埼玉県)。
登録有形文化財としての価値
寺坂橋は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説は、関東地方に数少ない明治期建設の石橋の一つとしている。
見どころ
寺坂橋は、ライズ比約5分の1の扁平なアーチからなる石造単アーチ橋である。両岸に近い迫石(アーチを構成する石)に五角形の切石を用いた特徴的なつくりをもつ(文化庁)。
埼玉県の紹介は、坂を下った先にある一見何の変哲もない小さな橋が、実は歴史的建造物であると記している。
訪れるには
寺坂橋は本庄市中央2丁目の市道に架かる橋で、外観はいつでも見られる。埼玉県の本庄宿の散策案内では、本庄市立歴史民俗資料館から旧伊勢崎道を北へ進み、坂を下ったところにある。通行する車に注意して見学したい。
Q&A
- 寺坂橋はいつ架けられましたか?
- 明治22年(1889年)です(文化庁、本庄市)。
- 寺坂橋はどんな橋ですか?
- 橋長7.6メートル、幅員3.3メートルの扁平な石造単アーチ橋です(文化庁)。
- 寺坂橋の珍しい点は?
- 両岸に近い迫石に五角形の切石を使っていることです(文化庁)。現役の石造アーチ橋としては埼玉県最古です(本庄市)。
- 寺坂橋はどの道に架かっていますか?
- 伊勢崎と本庄を結ぶ旧伊勢崎道で、元小山川を渡ります(文化庁)。
- 寺坂橋が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 平成20年(2008年)3月7日です。
基本情報
| 名称 | 寺坂橋(てらさかばし) |
|---|---|
| 所在地 | 埼玉県本庄市中央2丁目 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成20年(2008年)3月7日登録 |
| 員数 | 1基 |
| 寸法 | 石造単アーチ橋、橋長7.6メートル、幅員3.3メートル |
| 所有者 | 本庄市 |
| 公開状況 | 市道の橋として通行可、外観見学自由 |
参考文献
- 寺坂橋(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00006790
- 国登録有形文化財(本庄市)
- https://www.city.honjo.lg.jp/soshiki/kyoikuiinkai/bunkazai/tantoujouhou/bunkazai/1375759852044.html
- 中山道最大の宿『本庄宿』の再発見 vol.5(埼玉県)
- https://www.pref.saitama.lg.jp/b0111/midokoro-nakasendou5.html
最終更新日: 2026.10.10