旧尾道市役所百島支所庁舎とは

旧尾道市役所百島支所庁舎は、広島県尾道市の離島・百島(ももしま)の北東部にある、昭和29年(1954年)に建てられた木造2階建の洋風の役場庁舎で、令和4年(2022年)10月31日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「きゅうおのみちしやくしょももしまししょちょうしゃ」(文化庁)。

文化庁の記録では、木造2階建、鉄板葺、建築面積251平方メートルで、令和元年(2019年)に改修された。登録番号は34-0302、所有者は特定非営利活動法人ART BASE百島である。

村役場からアートの拠点へ

柳幸典のアートプロジェクトの紹介によれば、この建物は昭和29年に沼隈郡百島村の村役場として建てられた。令和3年(2021年)4月に、木造のレトロな雰囲気を残しながらゲストハウス兼イベントスペース「旧支所-ART BASE 百島」に改修された。

百島では、閉校した中学校を再活用したアートセンター「アートベース百島」が平成24年(2012年)に開館し、アートによる島の再生の取り組みが続いている。旧尾道市役所百島支所庁舎はその活動の拠点の一つで、百島で唯一の登録有形文化財である(柳幸典のアートプロジェクト)。

登録有形文化財としての価値

旧尾道市役所百島支所庁舎は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説は、1階のカウンター付きの事務室が往時を伝えると記している。

見どころ

文化庁によれば、半切妻造で、外壁はモルタル塗に腰を洗出しで仕上げ、縦長窓を基調とした洋風の外観とする。正面頂部のガラリと2階の四連窓が特徴的である。

旧尾道市役所百島支所庁舎の2階には、桟敷とステージ付きの大広間があり、キングポスト・トラスで広い空間を実現している(文化庁)。

見学について

旧尾道市役所百島支所庁舎はゲストハウス兼イベントスペースとして使われており、内部の利用や見学は運営者の案内に従いたい。所在地は尾道市百島町字郷1316-1。

百島へは、尾道港(駅前桟橋)、福山方面の常石港、向島の歌港から備後商船の船が出ており、島の玄関口は福田港である(百島.net)。

Q&A

Q旧尾道市役所百島支所庁舎はいつ建てられましたか?
A昭和29年(1954年)に百島村の村役場として建てられました(文化庁、柳幸典のアートプロジェクト)。
Q今は何に使われていますか?
A令和3年(2021年)からゲストハウス兼イベントスペースとして使われています(柳幸典のアートプロジェクト)。
Q外観の特徴は?
A半切妻造の洋風外観で、正面頂部のガラリと2階の四連窓が特徴です(文化庁)。
Q2階には何がありますか?
A桟敷とステージ付きの大広間です(文化庁)。
Q旧尾道市役所百島支所庁舎が登録有形文化財になったのはいつですか?
A令和4年(2022年)10月31日です。

基本情報

名称旧尾道市役所百島支所庁舎(きゅうおのみちしやくしょももしまししょちょうしゃ)
所在地広島県尾道市百島町字郷1316-1
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年令和4年(2022年)10月31日登録
員数1棟
寸法木造2階建、鉄板葺、建築面積251平方メートル
所有者特定非営利活動法人ART BASE百島
公開状況ゲストハウス兼イベントスペースとして利用

参考文献

旧尾道市役所百島支所庁舎(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00014412
ART BASE 百島(柳幸典のアートプロジェクト)
https://yanagi-artbase.com/art-base-momoshima/
アクセス(百島.net)
https://momoshima.net/access/

最終更新日: 2026.10.11