旧網走監獄とは

旧網走監獄は、北海道網走市呼人にある明治45年(1912年)の明治期の木造監獄建築で、平成28年(2016年)2月9日に国の重要文化財に指定された(文化庁)。読みは「きゅうあばしりかんごく」。

旧網走監獄の舎房の内部
旧網走監獄の舎房の内部Raita Futo from Tokyo, Japan / CC BY 2.0 / Wikimedia Commons

文化庁の記録では、明治45年(1912年)の庁舎、舎房及び中央見張所、教誨堂の3棟からなる。指定番号は02634である。

明治45年に再建された監獄

網走監獄は、明治23年(1890年)に網走囚徒外役所を設置したことに始まり、明治36年(1903年)の監獄官制の発布に伴って網走監獄となった(文化庁)。明治42年(1909年)の火災で建物の大半を焼失し、現在の建物は明治45年(1912年)に再建されたものである。設計は司法省で、収容者の手によって施工された。

その後、刑務所の改築計画に伴い、昭和56年(1981年)以降に建物が順次現在の位置に移築され、博物館網走監獄として公開・活用されている(文化庁)。

重要文化財としての価値

文化庁は、庁舎ほか2棟を監獄の主要施設であり、明治期の木造監獄建築の数少ない遺例として歴史的価値が高いとし、とりわけ舎房及び中央見張所を、木造の放射状舎房が完全な形で残る唯一のもので、当時の標準的な獄舎の特徴を備えた重要なものとしている。

放射状の舎房

重要文化財に指定されているのは、庁舎、舎房及び中央見張所、教誨堂の3棟である(文化庁)。とりわけ舎房及び中央見張所は、中央の見張所から舎房が放射状に延びる木造の獄舎で、完全な形で残る唯一のものとされる。

見どころ

中央見張所から放射状に延びる舎房の廊下と、明治45年の庁舎の外観が見どころである(文化庁)。

見学について

公益財団法人網走監獄保存財団が所有し、博物館網走監獄として公開されている(文化庁)。博物館網走監獄の公式サイトによれば、開館は9時から17時(最終入館16時)、入館料は大人1,500円、高校生1,000円、小・中学生750円である。各建物は博物館網走監獄のページにまとめている。

Q&A

Q建物はいつ建てられましたか?
A明治45年(1912年)に再建されました(文化庁)。
Q誰が建てましたか?
A司法省の設計で、収容者の手によって施工されました(文化庁)。
Q舎房の特徴は?
A木造の放射状舎房が完全な形で残る唯一のものです(文化庁)。
Q見学できますか?
A博物館網走監獄として公開されています(博物館網走監獄)。
Q旧網走監獄が重要文化財に指定されたのはいつですか?
A平成28年(2016年)2月9日です(文化庁)。

基本情報

名称旧網走監獄(きゅうあばしりかんごく)
所在地北海道網走市呼人1番地
指定区分重要文化財(建造物)
指定年平成28年(2016年)2月9日指定
員数3棟
寸法舎房及び中央見張所 木造、建築面積3,333.84㎡
所有者公益財団法人網走監獄保存財団
公開状況博物館網走監獄として公開(博物館網走監獄)

参考文献

旧網走監獄(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/00004830
博物館網走監獄(公式サイト)
https://www.kangoku.jp/

最終更新日: 2026.10.26

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  1. 旧網走監獄 舎房及び中央見張所 0.00 km
  2. 旧網走監獄 庁舎 0.07 km
  3. 旧網走監獄 教誨堂 0.13 km